2026年10月7日 00:09
ハイドレンジアへの応援コメント
これは…またすごい作品に出会ってしまいました。これだから、私はYamada様の作品が好きなのです。 誤解を恐れずに申し上げると、この最後まで救いのない展開。そして、作中にも出てくる、梅雨のような湿り気を帯びた空気感。学校が舞台でありながら、これは社会の縮図でもありますよね。伊藤に皆が表面上合わせている様子は、どこの職場でもありがちな光景だと思います。でも、そこに異を唱えられない。誰も自分が傷つくのは嫌ですものね。そして、それを責められるだろうか…。答えはNOではないでしょうか。「私はたぶん、いじめよりも、嘘が嫌いなの」この言葉がとても重たく響きました。千賀さんは、心にこれがあるからこそ、どこかで苦しんでいる。そして、環境をどうすることもできない自分を卑怯だと認めている。もしこの作品で救いを見つけるなら、それは千賀さんの良心ですよね。告白を断ったのも、自分の中にある嫌な部分を翔も持ち合わせているから…そう思いました。伊藤を除くと、決定的な悪は存在しない。しかし同調圧力のなかで、誰も異を唱えられない。そして結果、霧島がいなくなった。伊藤は少しだけ静かになった。それすら、内申点という自己都合と自己保身によるもの。結局みんなが嘘をついている。それは悪意というよりも、周囲の環境に適応するための処世術。その描き方が実に素晴らしく、読み応えがありました。何か、自分にも問いかけられているような気がして、本当に圧倒的な筆致力でした。
作者からの返信
今回も素敵なレビューまで頂いてしまい、大変恐縮です…。今回は、主人公の性格もかなり冷淡側(というか善人ではない側)に寄せて書きましたので、救いのない話になってしまったのではないかと思います…苦笑歌詞の「独善的な優しさ」というところから、好きな相手にだけ優しい人物、を描いてみたくなり作らせていただいた作品でした。主人公はそれに自己欺瞞を感じる…といった感じで。私の中学時代がわりと実際こんなだったのですが、まさに仰る通り、多くの世界で割とありがちな構図なのではないか、と思いました。私はまったく政治には無関心なのですが、たとえば現在の国際情勢なんかでも同じことが言えるかもですね…苦笑≫告白を断ったのも、自分の中にある嫌な部分を翔も持ち合わせているこちらも今回は同族嫌悪的な色合いで作りましたので、そのように読み解いていただけて非常に嬉しいです。それにしても、作者(LonePi氏)は曲もイラストも歌詞も動画も全て自作なところが驚愕だったりします。またしても手前勝手な作品に、とても温かなコメントを下さり、ありがとうございましたm(_ _)m次回はもうちょっとポップな作品を選ぼうかな、などとも思っております笑
ハイドレンジアへの応援コメント
これは…またすごい作品に出会ってしまいました。これだから、私はYamada様の作品が好きなのです。
誤解を恐れずに申し上げると、この最後まで救いのない展開。そして、作中にも出てくる、梅雨のような湿り気を帯びた空気感。
学校が舞台でありながら、これは社会の縮図でもありますよね。伊藤に皆が表面上合わせている様子は、どこの職場でもありがちな光景だと思います。でも、そこに異を唱えられない。誰も自分が傷つくのは嫌ですものね。そして、それを責められるだろうか…。答えはNOではないでしょうか。
「私はたぶん、いじめよりも、嘘が嫌いなの」
この言葉がとても重たく響きました。千賀さんは、心にこれがあるからこそ、どこかで苦しんでいる。そして、環境をどうすることもできない自分を卑怯だと認めている。もしこの作品で救いを見つけるなら、それは千賀さんの良心ですよね。告白を断ったのも、自分の中にある嫌な部分を翔も持ち合わせているから…そう思いました。
伊藤を除くと、決定的な悪は存在しない。しかし同調圧力のなかで、誰も異を唱えられない。そして結果、霧島がいなくなった。伊藤は少しだけ静かになった。それすら、内申点という自己都合と自己保身によるもの。
結局みんなが嘘をついている。
それは悪意というよりも、周囲の環境に適応するための処世術。その描き方が実に素晴らしく、読み応えがありました。
何か、自分にも問いかけられているような気がして、本当に圧倒的な筆致力でした。
作者からの返信
今回も素敵なレビューまで頂いてしまい、大変恐縮です…。
今回は、主人公の性格もかなり冷淡側(というか善人ではない側)に寄せて書きましたので、
救いのない話になってしまったのではないかと思います…苦笑
歌詞の「独善的な優しさ」というところから、
好きな相手にだけ優しい人物、を描いてみたくなり作らせていただいた作品でした。
主人公はそれに自己欺瞞を感じる…といった感じで。
私の中学時代がわりと実際こんなだったのですが、まさに仰る通り、
多くの世界で割とありがちな構図なのではないか、と思いました。
私はまったく政治には無関心なのですが、
たとえば現在の国際情勢なんかでも同じことが言えるかもですね…苦笑
≫告白を断ったのも、自分の中にある嫌な部分を翔も持ち合わせている
こちらも今回は同族嫌悪的な色合いで作りましたので、
そのように読み解いていただけて非常に嬉しいです。
それにしても、作者(LonePi氏)は曲もイラストも歌詞も動画も
全て自作なところが驚愕だったりします。
またしても手前勝手な作品に、とても温かなコメントを下さり、ありがとうございましたm(_ _)m
次回はもうちょっとポップな作品を選ぼうかな、などとも思っております笑