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  • これは面白いですねぇ。

    古い東京の路地裏、午前二時、月明かりに照らされた純喫茶。そして、その店の扉を開けると、そこには人ならざる者たちが集う秘密のカジノがある。この設定だけで、期待度が上がります。

    特にいいのが、妖怪や異族が集まる場所なのに、そこが「明朗カジノ」だというところ。怪しげな世界なのに、ルールは正当、ディーラーは公平、そして珈琲はうまい。この品の良さが、なんとも魅力的なんですね。

    そして主人公が「先生」と呼ばれているものの、現実では月三千円ほどしか稼げない兼業作家。この自虐的なところも軽妙さに繋がっていて面白いと思いました。

    派手な魔法や剣が出てくる異世界ものとは違って、これは「夜」「珈琲」「煙草」「ジャズ」「博奕」といった大人の空気を楽しむ作品でしょう。

    いやぁこういう作品、私は好きです。