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  • ただただ静かで無機質で、慈悲なんて無い、世界の終わりの空気を存分に味わえました。

    良い刺激になりました。
    ありがとうございます♪

  • プロローグへの応援コメント

    終焉を迎えた先の、ただただ静かな微睡みに満ちた世界が自然と想像できますね。

    90式と言うのがまた、郷愁を駆り立てられます。

    終焉世界のロードムービー的な作品でしょうか?楽しませていただきます♪

  • 「放送が止まる」ことから始まり、人々が次々と倒れ、都市そのものが沈黙していく流れが不気味です。特にパニックではなく「静かに終わっていく」描写が印象的で、最後の「私だけ?」が、この先の旅への強い引きになっています。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。

    現代においては放送が重要な情報源ですが、それらも大袈裟にパンデミックと煽ることもなく詳しく解らないままのうちに放送を続ける人もいなくなってしまったという具合で沈黙させてみました。

  • 物語の全貌と結末に至るまでの余韻が本当に素晴らしく、深く心に染み渡りました。

    かつては最強の兵器として作られた90式戦車が、誰かを傷つけるためではなく、荒廃した路面を乗り越えて世界を見届けるための「動く家」であり「頼もしい相棒」として第二の人生を歩んでいるという着想が非常に美しいです。主砲に弾はなく、ただ空を向けているだけという描写に、失われた文明への哀愁と現在の静かな平和が強く象徴されていますね。

    巨大なディーゼルエンジンの重低音が重なることで、かえって都市の静寂が引き立ち、その音の周りに猫やフクロウ、ペンギンたちが静かに集まってくる情景にはどこか温かい救いを感じます。かつての文明の遺物である「鋼鉄の獣」と、旧時代を覚えている「最後のひとりかもしれない旅人」が、互いに寄り添うように環七を巡禮していく姿は、まるで抒情的な映画の一幕のようです。

    夕日の中で「……きれいだな」と呟くラストシーンは、過酷な崩壊ではなく「穏やかな再生」を選んだこの東京という世界観の締めくくりとして完璧で、読後にとても優しく静かな余韻を残してくれました。最初から最後まで、一貫した美しい美学に満ちた素晴らしい物語でした。

    時間的にそろそろ眠くなってきたのでここらへんで(*˘︶˘*)オヤスミナサィ

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。

    90式戦車自体も実戦仕様で残されたのではなく、ある事情で都内を運ばれている所に終末が訪れ置かれたままになっていたので砲弾などの類は一切載せていませんでした。

    旅人も強そうというより動く家として使えるのではと思い試してみたら動かせてしまったという具合です。
    多少、角をぶつけたり放置車両を踏みつぶしてしまっても誰にも咎められることもありませんからね。

  • 人類の生き残りについての描写が入ることで、物語の深みと情緒が一気に増しましたね。世界が滅んだ後に文明の復興を目指すのではなく、人々が「ただ自然の一部として静かに生きる」道を選んだという解釈がとても優しく、美しく心に響きます。

    前半の池袋の描写では、サンシャイン60や水族館といった見慣れた場所が、フクロウと猫の「穏やかな共存の場」へと塗り替えられていく様子が非常に幻想的でした。争うよりも眠ることを優先する動物たちの姿や、光害が消えた空に広がる震えるような星空の情景など、静けさの中に温かい生の気配が満ちていますね。

    そして後半、文明を捨てた人間たちが動物たちと対等な距離感で寄り添う姿には、どこか救いのような優しさを感じます。キリンやシロクマといったかつての異国の動物たちと同じ大地と水を分け合い、ただの「ひとつの生命」として生きる人々。

    この争いも過酷さもない、穏やかに調和した「公平な世界」を、あの90式戦車という「かつての文明と武力の象徴」が通り過ぎていく……。その対比を想像するだけでゾクゾクします。この後、戦車に乗る旅人が彼らとどう遭遇し、何を感じるのか、展開が本当に楽しみです。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。

    人類も全てが絶えたのではなく都市部では密度の関係で大多数が感染しいなくなってしまいましたが、先天的に免疫が有ったり発症しなかったりで少数の人々が残されました。

    そのような人たちによって動物園などの動物たちも解き放たれ、自然に還る東京で棲み処を見つけ暮らしているという具合です。

  • 静謐でどこか美しさすら感じる、素晴らしい世界観の掘り下げですね。争いや破壊による崩壊ではなく、人間だけが静かに去ったことで「街そのものが自然の器として残った」という前提が、この作品独自の優しく幻想的な空気感を決定づけていると感じました!

    特に印象的なのは、かつて人間が利便性のために作ったコンクリートの構造物や鉄道路線が、そのまま動物たちの快適な住処や移動ルートに変化している点です。山手線が緑に飲み込まれた巨大な輪となり、橋脚の下やショッピングモールのデッキがペンギンやアザラシの絶好の拠点になるという発想が非常に鮮やかで、廃墟と生命のコントラストが情景として鮮明に浮かんできます。

    各エリアごとの「王者」や生態系の描写も細やかで、静けさの中に満ち満ちた生命の息吹が伝わってきます。静寂と波の音、そして動物たちの気配だけが漂うこの「楽園」を、あの90式戦車がどのように通り抜けていくのか、ますます旅の続きが見たくなりました。(⌒∇⌒)

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。

    未知の病原体による終末ものだと過程でのパニックや争いの跡が残る作品が大多数だと感じるので、その暇すらなく人がいなくなったらどうなるだろうとの思いから世界観を構築してみました。


  • 編集済

    プロローグへの応援コメント

    まずは自主企画へのご参加ありがとうございます!拝読遅れて申し訳ありません

    人類だけが姿を消し、動物たちの楽園となった東京という世界観の設定がとても魅力的で、序章から一気に引き込まれました。アザラシやペンギンたちが都市部に身を寄せ合っている描写にはどこか温かみがあり、静まり返った文明の跡地と力強い自然の対比が目に浮かぶようです!

    そして、緑に侵食された道路で眠っていた90式戦車に息を吹き込むシーンが非常にドラマチックで胸が高鳴りました。「まだ、生きてるじゃないか」という言葉とともに重厚なディーゼルエンジンが目覚める瞬間は、静かな終末世界とのギャップもあって息をのむような格好よさがあります。この戦車とともにどんな旅が始まるのか、続きがとても楽しみになる素晴らしいプロローグだと思います。

    作者からの返信

    応援コメントありがとうございます。
    自主企画でもお世話になります。
    ディストピアと言うよりはポストアポカリプスに近いかもしれませんが何卒よろしくお願いします。