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  • 海.への応援コメント

    正反対の性格のようで、芯のところに同じものが通っている姉妹だと感じました。その共通する何かの発散(というか)の仕方が、深度の違う場所で生きる魚と重なります。感覚的な「言葉」にするのが姉で、芝居という形で放出するのが妹というような。
    妹に引っ張ってもらっているような印象を受けながら、妹も姉の存在と、それをかろうじて形にしている「言葉」を寄る辺にしているのだと思いました。
    最小限の言葉で痛みや過去を浮き彫りにする表現が、読み手にとっても醍醐味だと改めて感じます。今回も心地よい刺激をありがとうございました。

    作者からの返信

    柊様

    お読みいただき、ありがとうございます!

    演劇というのはほとんど弾みでできたプロット未満のプロットでしたが、物語が進むうちに「深度の違う同じ海」というテーマに収束していきました。書くというのはしばしば作者の手を離れ、本当に面白いものだと思います。まったく楽な作業ではありませんが。

    企画における文字制限というかたちでしたが、結果的に私の表現のレパートリーも増えたように思われ、こうしたかたちでご感想をいただけたことに安堵しております。語れば語るほど本質から遠ざかってしまう。言葉を重ねて見えてくる本質もあるのでしょうが、私はそうでないものを追いかけていたいのです。見えそうで見えないものに目を凝らす。その時間は、苦しく重く、けれど孤独で美しい人間の姿にも似たものだと思います。お読みいただいた、カーソン・マッカラーズが倦んだ人々の中にそれを見出したように。

    まだまだ精進あるのみです。
    引き続き、見守っていただけますと幸いです。