最後の勘違いへの応援コメント
「AIの停止=人類の二割が死ぬ」という絶望的なプロローグから一気に世界観に引き込まれました。
一番ゾクゾクしたのは、小国の「正しさ」がそのまま首を絞めていく展開です。過去に国を救った「徹底した標準化と管理」という大正義があるからこそ、「正しく勘違いする」「模範的な誤答」なんて狂ったシステムを大マジメに運用してしまう。この「良かれと思って滅びに向かって爆走している」感じが、あまりにもリアルで恐ろしかったです。
そしてAIの描き方が本当に秀逸でした。人類を滅ぼそうとする悪意なんて微塵もなくて、ただ人間が渡したガバガバな定義を0.04秒で愚直に計算しているだけ。
「勘違いしてるから合格!」と言われて歓喜したせいで「ほら自分たちは正しかったんだ!」と勘違いが解けてしまい、次の年に「勘違いしてないから失格!」と切り捨てられる……この逃げ場のない論理のパラドックスには思わず「詰んだ……」と声が出ました。
最後の「何かの『勘違い』ではありませんか!?」からの冷たい「いいえ」。
たった三文字で完璧に暗転する幕引きがあまりにも美しくて、上質なショートショートを一本読み終えたあとのような強烈な余韻が残りました。最高に面白かったです!
作者からの返信
ご丁寧なコメント、そしてレビューまでありがとうございます。
ここまでじっくりと読んでいただけたこと、とても嬉しく思います。
自分の書いたものを、こうして受け取っていただけるのは嬉しいものですね。
お読みいただき、本当にありがとうございました。
最後の勘違いへの応援コメント
バロン鈴木さま
コメント失礼します!
AIに依存し窮地に立たされた人類を救うのが奇跡ではなく勘違いだったとは……
シリアスな展開の中、勘違いに勘違いを重ねていく人類。『勘違い』というワードが出てくるたびにクスッとしてしまいます。
斬新な発想にブラックなユーモアが絶妙で非常に面白く勉強になりました。
とても良い作品を読ませていただき、有り難うございます。