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【9/12】「海神別奏」更新しました:こぼれ話「お料理解説①」

※微妙な出来のご飯の写真があるので念のためご注意ください※

 「海神別奏」最新話を更新しました!

https://kakuyomu.jp/works/16818622177569165036/episodes/16818792440083182370

 最新話「お料理回」ではそれぞれが自分のルーツのご飯を作っています。
 
 ◆登場キャラのルーツを再確認!

 ・海神織歌 →日本人
 ・海神勝 →日本人
 ・ダミアン →ネイティブアメリカン(レナぺ族)
 ・シュヴァリエ →フランス系2世(父世代がアメリカに移住)
 ・エンゼル →ポーランド系3世(祖父世代がアメリカに移住)

 ◆各自が作ったごはんについて①

 ・海神勝 →焼きサバ
  派手に失敗してましたがエンゼルがいなければ普通にできてました。
  当時(1920年代)のニューヨークには日系人は非常に少なく、米や味噌や醤油などの日本食に必須の食材を集めるのは至難の業。
  勝は用意できなかったので、せめて日本でも食べていたサバを出そうとしました。
  当時のニューヨークは海産物の巨大な消費市場、サバも簡単に手に入りました。(ちなみに名産は牡蠣)
  串焼きにして塩を振って食べるのは日本式の食べ方です。
 
 ・海神織歌 →おにぎり(失敗)
  ニューヨークでは日本米が手に入らず大失敗しましたが、織歌は料理上手い方です。
  具は塩・焼きサバ(勝)などを使う気満々でしたが、失敗したので早めに見切りをつけてシュヴァリエに相談しに行きました。

 ・ダミアン →三姉妹のスープ
   かぼちゃ・とうもろこし・インゲンというネイティブアメリカンの主要農耕物を三姉妹に例えた野菜スープ。
   ダミアンはレナぺ族ですが、さまざまな部族で作られていたそう。
   味噌汁みたいな感覚でしょうか。
   野菜が主体ですが、狩りで手に入れた燻製肉などを入れることもあったとか。
   セージなどの香辛料をいれたりしてもおいしい。
 
  
 シュヴァリエ・エンゼルの解説は次回!
 ちなみにこれらすべて、おうちで作れます。


 めっちゃ美味しいけど全然写真映えしない郷土料理回。
 後編の更新は明日(9/13)です。

 お楽しみに!

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