「海神別奏~悪役令嬢代行おじさん~」最新話を更新しました!
https://x.gd/F5bpS 第26話「過去」で語られた、勝パパのルーツと背景について。
入りきらなかった設定や補足を、こぼれ話としてお届けします!
■勝の生年月日
勝は盟治8年=1875年生まれです。
あくまで架空の時代ですが、生まれて2年後の1877年に西南戦争が勃発します。
ちなみに誕生日は7月7日、AB型です。
■勝の出身
モデルは熊本県水俣市周辺。
「肥後国」士族の家系で、それなりに裕福な暮らしをしていたけれど、西南戦争で薩軍側についたことで賊軍扱い&家の取り潰し。
しかも家の近くが戦場となり、家屋も戦火で焼失してしまいました。
■勝の家族構成
・母:早世
・父&兄(15歳上):西南戦争で戦死
・姉(3歳上):唯一生き残り、親戚に引き取られた
勝(当時2歳)は幼すぎて労働力にもならず見捨てられたけど、姉(5歳)は奉公の見込みがあったため保護された――というのが家族の分かれ道。
■ヤクザに拾われる
当時の地方ヤクザは、「侠客」的精神を掲げる任侠者と呼ばれる存在も多く、“賊軍士族の血筋”という看板を利用するために勝を引き取った
その後、教育も施され、将来の看板候補として育成。
やがて若頭にまでのし上がった、という流れです。
■姉との関係
姉はその後、熊本を出て奉公し、最終的には熊本市内に戻って定住。
勝は噂で姉の存在を知りながらも、自分の立場が堅気の姉に迷惑になると考え、再会しなかった。
姉は「弟を見捨てたこと」に強い負い目を抱えており、
家名を守る意味でも独身を貫く人生を選択。
勝が死亡した後、彼の遺言により、織歌だけが姉の元に届けられ、
ふたりを繋ぐ“絆のバトン”としての存在になります。
という感じのことを書こうと思ったんですが勝視点だとここまで話さないだろうなと思ってカットに…
勝はそんな人生を歩んだあと、今は「悪役令嬢代行」として、娘の逆ハーレムを築くという訳のわからない任務を遂行中です。
ダミアン攻略も山場になってきているので、気になる方はぜひ続きも読んでみてください!