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『銀嶺皇后伝〜囚われの罪妃 鏡月の誓い〜』第42話 を公開しました&☆感謝

https://kakuyomu.jp/works/16818093094604742153/episodes/16818622173025527219


タイトル回収回です!

Xで3章完結です! とか言うてましたが、
嘘です。普通に切りがいいのでここで切ります。
ストーリー的にも、今回が折り返しくらいです。


次回からは、第4章になります。
いよいよ皇后との対決がはじまりますので、
応援よろしくお願いします。


さて、ヒロイン像に、一家言ある作者さんや読者さんは多いかと思うので、ちょっとそれらしいことを言ってみようと思います。

本作ヒロイン松華は、いわゆる王道のシンデレラタイプのヒロインには見えないことでしょう。
あえてのキャラ造形なのですが、今回の話は特に、紫瑶の方がヒロインのように……

ヒーローに守られる、気弱で儚げな手弱女、あるいは博愛の精神に満ち溢れた清らかな乙女――

乙女は乙女ですけど、博愛の精神は溢れるほどにはなく、儚げというより骨太、根性、負けず嫌い、
古参の侍女とは皮肉で応酬する。
それくらい気が強くなければ、自国を守り抜けない。
そういう背負うもののあるヒロインが書きたかったのです。

別に紫瑶が弱々しいわけではないのですが、諸々の境遇の違いから、腹の据わり方が松華のほうが1段上な感じです。

だからこそ、皇后を憎みつつ心の底で恐れずにはいられない紫瑶に対して、松華は皇后恐るるに足らずと彼を励ませる、そういう関係を書けたなと満足しています。
めったにしない創作語りをするくらいには。


最後になりましたが、
☆評価をいただき、誠にありがとうございます。
非常にモチベーションになっています。
いただいた評価にふさわしい作品にできるように精進いたします。

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