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https://www.pixiv.net/artworks/129664107【近況】前衛だけが知ってる“この世界の話”。
魔法が撃てない。SNS映えしない。
それだけで、俺たちは“不要”って言われる世界だ。
回復も補助も、詠唱するための時間も場所も全部、
“前衛がいる前提”で成立してる。
でも報酬は? 評価は? 名前すら映らないんだよな。
魔法職が輝くための背景に、
何も残らない盾職が立ってるってだけの話。
それでも――まだ、前に立ち続ける理由がある。
……いや、理由というか、立ち去る余裕がないだけっていうか。
とにかく、後衛がピースサイン決めてる間に、
俺は魔物の口の中で3カウント取られてんだわ。
この物語は、
そんな“稼げない前衛”が、謎デバイスとSNSと仮面の映え担当を引き連れて、
ろくでもない世界でなんとか生きていく話。
ファンタジーに絶望した人向けの、ある種の応急処置。
本編はゆるく死にかけながら更新中。
https://kakuyomu.jp/works/16818622173652066012