斎賀 久遠

第六話を投稿しました。
タイトルは「洗い流されるもの」。

帰路の途中、川辺での小さな場面です。
戦闘も魔物も出てこないけれど、
**クロードにとっては“最も深く傷つく時間”**になりました。

何もされていない。ただ言葉をかけられただけ。
でも、だからこそ残る“冷たさ”があります。

「……臭い」

それだけで、クロードの中の何かが静かに揺れます。
名前を得て、装備をもらい、任務に同行するようになっても、
彼はまだ、“人間として扱われている実感”を得ていません。

戦いよりも、命令よりも、
言葉一つが心に重く響く――そんな回です。

感想もらえたら嬉しいです。
静かな話ですが、きっと何かを残せる回になっていると思います。

▼第六話はこちら
https://kakuyomu.jp/works/16818622173294447159/episodes/16818622173422525228

▼pixivにキャラ設定等を更新中
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