脱稿してすぐ書けませんでしたが、無事脱稿できました。
この作品、テーマが子供の反抗なのですが、
実はこの作品の、道満からマツリに引き継がれた長い反抗は、成功であり失敗なんです。
成功した点は
父親の野心を木っ端微塵に出来た点。
失敗は
彼女自身、生身で結局現世に縛られた点。
マツリはこれからも目つき悪く、世の中を見下して生きていくのでしょう……。
この作品を通して、
子供の反抗とはどういう状態だろう?
身勝手な親は、実は精神的な自立を果たせてなくて、子供に甘えている状態?
親はそれを受け入れられるのか?
できなかったら?
見捨てる? 待つ? いつまで? 待てるの?
子供の生意気は甘えてるだけか?
色々悩みながら、ここまでこぎ着けることができました。
自分じゃ、駄作か秀作かわからないですが、
多くの方々に読んでいただいたのは本当に嬉しく思います。
ありがとうございました。