みなさま、こんばんは!
カクヨムコンテスト10での執筆&応援大変お疲れさまでした。
良き結果につながりますよう、祈っております。
【要約版】
さて、新年のご挨拶でチラついておりましたビッグプロジェクトの発表です。
短編小説「廃線カフェ」が
https://kakuyomu.jp/works/16817330669495652973サウンドノベルゲームになりました!
壱単位様
https://kakuyomu.jp/users/ichitanK-enterprise様
https://kakuyomu.jp/users/wanmoo千石 綾子様
https://kakuyomu.jp/users/sengoku1111青村司様
https://kakuyomu.jp/users/mytadによる、書き下ろしの新シナリオが追加されています。
@hikageneko様
https://kakuyomu.jp/users/hikagenekoによる、手書きイラストが添えられた全10エンドを、ぜひコンプリートしてください。
『ノベルゲームコレクション』というサイトで、ブラウザでプレイすることができます。ダウンロードもできます。Android、iPhoneでも遊べます。
しかも安心の完全無料フリーゲーム!(通信料はかかります。ゴメンネ)
直リンクは怒られそうなので、大変お手数ですが
「廃線カフェ ゲーム」で検索していただくか
私のXのポストからお願いいたします。
感想など、気軽にお寄せいただけたら幸いです!
【要約版おわり】
では、舞台裏を長々と書いていきますよ。
わー、すごーい、まさかカクヨム小説にゲーム化の話が来るナンテー(棒読み)
もちろんそんなわけは、ありません。
あるかもしれませんが、私のところには来ていません。待ってます。
ゲーム「廃線カフェ」は、企画・制作 竹部月子による、フリーゲームです。
『ティラノビルダー』という初心者でもゲームが作れるありがたいソフトを使用して制作しました。
原作の廃線カフェは、昨年のカクコン9に参加した作品なのですが、一番最後のタグに「メインシナリオの野望」と入っていたことにお気づきだった方はいらっしゃるでしょうか?
気付いて下さったとしても、月子はいつもタグ遊びするから、また遊んでるなぁと思われたことでしょう。
実はこの短編、冒頭だけ書いたものをサポーター様に読んでいただいて、イケるよ、仕上げなよと応援してもらって出したという経緯があります。
その際に、この先の展開がどうなると良いかというご意見が全く逆方向に割れた作品でもありまして、こいつはおもしろいなと思っていたのです。
そこで、本編の廃線カフェは「特に何も起こらないで終わる」エンドを採用し、これをメインシナリオにしてエンディングを別派生させるような、ゲーム仕掛けの長編を書こうかなと、考えていたわけですよ。
そこに昨年7月、入眠夜話様から「AIツアーコンダクターと旅をしよう!」を朗読動画にしていただくという一大イベントが起こりました。
実はこの時に、朗読動画の候補として「廃線カフェ」も挙げていただいていたのですが、「いつかゲームにしたいんで、ゴメンナサイ」とお断りしたのです。
浮かれてフワフワした頭で、K-enterprise様に「廃線カフェ」をノベルゲーム化してみたい、いつか分岐シナリオ書いてほしいなぁと、こぼしたところ。
三日で冒頭部分を書いてくれました。仕事の早い人って、本当に尊敬するよね。
これが2024年7月末日の話です。
カクヨムにユーザー登録したのは、『ツクール×カクヨムゲーム原案小説オーディション2022』に参加したかったからというほど、ゲームをツクることに憧れ続けていた私。
―― 夢を叶えるなら、今しかない。
(♪風のなかの すーばるー)
2024年
8月 必死でティラノビルダーを勉強し、イメージ共有用の序盤のプレイ動画を作成。
9月 サポーター様にシナリオライター&背景画協力のお願いをする。
10月 シナリオを書いていただき、質疑対応しながら不足分の設定等を詰める。
11月 授賞式参加のためダバダバする。
12月 シナリオが出そろう。フロー図作成。ゲーム制作作業。
2025年
1月 ゲーム制作追い込み。1月16日試遊版完成。フィードバックと修正作業。
2月 2月1日完成。ノベルゲームコレクションに登録。
そして本日、2月12日、皆様への告知となりました。
ゲーム説明には、メインシナリオから遊んでねと書いているんですが、そんなことより本当はサポーター様が書いてくれた別エンドを読んでほしい。
誰が書いたシナリオかは、選択肢が出た時にCの「ヤカンのお告げを聞く」を選ぶと分かるようにしてありますので、まずはお目当ての作家様のシナリオから読んで下さって構いません。
「廃線カフェ」という世界観の中で、各人の持ち味が存分に生きる、珠玉のシナリオを寄せてくださいました。
また本作ではGoogleGeminiによるAI生成の背景画も使用しているのですが、細かい部分はなかなか思い通りの絵を生成してもらうことができませんでした。
スタンプラリー的な雰囲気でエンド絵にご協力いただけたら……と引き込んだ@hikageneko様に
「このトンネル封印して」「この廃駅ランチ営業で繁盛させて」と数々のムチャ振りをしましたことを、ここに懺悔いたします。
ゲーム「廃線カフェ」は、小説を読む体験に主軸を置いたサウンドノベル形式です。
演出は音と文字スピード調整のみで、キャラクターの立ち絵もありません。
それでも、小説版の廃線カフェとは少し違った印象を受けられるのではないでしょうか。
ゲームを公開しているノベルゲームコレクションでは、プレイ時間30分以内の短編ゲームを大募集しているようです。
短編シナリオなら山ほどストックがあるぜー!という作者様も多いと思います。
今回私が制作に使用した「ティラノビルダー」というソフトには無料版があり、素材登録できる画像や音楽の数に制限がありますが、短編なら十分に制作できる機能が備わっています。
廃線カフェをプレイしてみて、少しでも興味が沸いたら、ぜひゲーム制作にも触れてみてください。
カクヨム発の、ノベルゲーム旋風を巻き起こしましょう。
ということで、長くなりましたが、サウンドノベルゲーム「廃線カフェ」の宣伝でした。
ぜひ遊んでいただいて、チーム廃線カフェのスタッフに、温かいコメントをお寄せくださいね!