ふと、思い立った企画。
自分の小説のキャラと脳内で対談してみようじゃないか!
そんな思い付きで始める今回の企画。
はたから見たらただのヤバい奴なのでしょうが、折角なのでキャラの深堀や裏ネタを兼ねてやってみようかと(ぉぃ
第1回のゲストは主人公の二人をお呼びしました!
タ「どうも~『工藤 辰巳』です。」
ヒ「あ、ああ、あの、『火神 聖』です。よ、よろしくお願い……します。」
作「はい、と言う事で、来てもらいましたが……話の進捗からして4章完結時点での基準とさせて頂きます。」
タ「それだと、新規読者や読みかけの人が見ないんじゃないのか?」
作「はいそこ、黙りなさい。どうせ君達の結末なんて最初から予想付くだろ? むしろNTRされたいのかね君は?」
ヒ「ちょ、ちょっと待ってください! タ、タツミ君そんな願望が有ったの!?」
タ「いや、流石にそんな願望無いわ! 作者! 風評被害だろうが!?」
作「いや、だってお前が文句言うからさ。そう言うのがご希望なのかと?」
タ「この作品は一応全年齢向けだろうが! そんな危険になりそうな内容は入れないんじゃないのか!?」
作「うん、性格的に書けないって知ってるから書くつもりも無いけどね? お前が騒ぎ過ぎなんだよ。」
ヒ「よ、良かった~。」
作「いや、そもそも君らの結末の設定は最初期から決まってたから今更変える気も無いしね。むしろヒジリのどもりをいつまで続けるかで悩んだよ。」
ヒ「え? わ、私の話し方って初対面の人、げ、限定じゃ無かったんですか?」
タ「確かに、最初に出会った時のどもりは多かったけど、今じゃ完全に無くなったな。俺はただの慣れかと思っていたんだが。」
作「ああ、慣れと言う設定にした(ぉぃ)。だって毎回やってると面倒なんだもん。それに段々と人慣れしていく設定は元々有ったしね。段々と敬語も崩していく予定だったから自然と変わった事に読者様も気付いているだろうし。」
タ「ちなみに、俺の方で変更した設定とかって有ったりするのか?」
ヒ「そ、そうですね。と、とても気になります!」
作「タツミの場合は、元々がマルチエンディングのネタだったから。一生彼女居ない状態を作っても良かったかな~?ってのも有ったんだけどボツにした。」
タ「おい、それは聞き捨てならないんだが?」
ヒ「え、そ、その場合は私は一体……。」
作「うん、知らない方が良いよ(遠い目)」
タ「不吉過ぎるんだが!? おい作者! こっち見ろ!」
作「安心しろ、色々人様の作品を読んで、結局はほっこりする様な終わり方が一番好きだと言う事に気付いたから……多分。」
ヒ「た、多分って何ですか!? ふふふ、ふ、不安になる様な言い方しないで下さいよ!」
タ「普通にほっこりで終わらせろよ!」
作「いや、だってただずーっと君らのラブコメばっかりじゃ飽きるじゃない? ファンタジー系としての試練欲しいじゃん。」
ヒ「えっと……NTR系とかハーレム系にはならないと信じて良いのよね?」
作「だからそう言うの書けねぇって言ったじゃん。」
タ「要するに……作者はあんまりモテた記憶が無いと?」
作「おい、ここは俺のネタをほっくり返す場所じゃねぇぞ?」
タ「ま、モテた事が無いと表現できないよな。」
作「肩ポムすんじゃねぇ! 君達の関係は俺次第なんだよ? 分かってる?」
ヒ「す、すっごく人として言ってダメな事を言ってると思うんですが……」
タ「こう言う大人にはなりたくないよな。お互いそうならない様に注意し合えるようになろうな。」
ヒ「そ、そうだね。そこを注意し合えるのも大事な事だもんね。」
作「……まぁ、頑張んなさい。さてここでは裏設定も含めて話していくんだが……初っ端から一気に脱線したな。」
タ「本編でもいつもの事じゃ無いか……。」
ヒ「そ、そうだよね……いつもアルセインとかハッキネンが騒ぎ出して……」
作「それはあいつらが悪いだけで、俺は悪くない。」
タ「書いてるのアンタじゃん……。」
作「アーアーキコエマセン。ではこの二人の裏設定行きますー。」
ヒ「ご、強引に始めましたね……。」
作「タツミの裏設定『実はもっと貧弱に書く予定だった』だけど流石に、話が進まないので仕方なくある程度は強くした。」
タ「おい! 何だその設定は!」
作「4章最後まで読んだら判るだろうが、設定上はね、君は貧弱軟弱で居てもらわないと設定がきつかったのよ。」
ヒ「そ、そうしたら私達の出会いのキッカケも無くなりませんか?」
作「うん、無くなるね。」
ヒ「それだけは止めてください!」
作「だから進まなくなるから止めたって言ったじゃん。それにそもそもヒジリだって最初はもっと『根暗ストーカー』の予定だったんだぞ?」
タ・ヒ「ぇ?」
作「だから、もっと陰湿的なストーカーの設定だったの!」
ヒ「ね……根暗ストーカー……。」
タ「ちょっと……それだと引くな……。」
ヒ「タ……タツミ君? ちょっと、私泣いちゃうよ?」
タ「いや、そう言う意味じゃなくて! 設定がと言う事!」
作「ハイハイ、イチャつきは余所でやってくれ。まぁ俺の文章力じゃ色々無理だったからこうなったんだが、その分、初期からティルが陽気で頑張る予定だったんだがな。」
ヒ「アルセインの設定は初期からあのままだったんですか?」
作「ティルは一番初期のままだな。その反動でヒジリを根暗に考えてたんだ。」
ヒ「あ、あの~、根暗は流石に勘弁してください……。」
作「だからやって無いだろう? なので君らは初期設定に比べて随分と陽気で前向きなキャラになったんだよ?」
タ「まぁ……普通に考えてその主人公で面白く書くのって相当難しくないか?」
ヒ「そもそも、私達の扱いも初期設定見ると無茶が有るわよね。」
作「まぁ紆余曲折を経て今の君らになった訳だが……、実はキャラメイクの順番として、君ら5~6番目に作ったのも裏事情なんだが。」
タ「主人公なのに5~6番目?」
ヒ「ヒロインなのに?」
作「うん、当初のヒロインは実はティルだったんだよね。でも人間と精霊の恋物語って……うん、綺麗な悲劇になりそうなんで途中で辞めたんだ。」
ヒ「アルセインが……ヒロイン……。」
タ「ヒジリ!? おい! 作者! ヒジリの魂が抜けてるぞ!?」
作「事実を知って放心するな。さっさと帰ってこないと本当にヒロイン降ろすぞ?」
ヒ「流石にそれはイヤァァァァ!」
作「お前、少しキャラが変わってないか?」
ヒ「作者さんが爆弾発言するからでしょうが! 衝撃が酷いです!」
作「だって事実だし。だからティルは初期のまま来たってのはそう言う事。」
タ「ちなみに俺が遅かった理由は?」
作「お前は設定上、面倒臭かったから後にした。」
タ「はぁ!?」
作「ちなみにキャラプロット作った順番は ティル→リィム→タブレス→レピス→クリューエル→タツミ・ヒジリ辺り? って感じだ。」
タ「主人公なのに……どう言う事?」
作「ん? キャラを作ってから物語を作ったからに決まってるでしょ?」
ヒ「それってかなり変わった作り方じゃないのかしら?」
作「知らん! そもそも小説用じゃ無かったからな! まずは魅力的なキャラクターをとしか考えて無かった!」
タ「何かそれはダメな様な気がする……。コイツ本当に大丈夫か?」
作「まぁ、なので君達書くのって実は結構疲れた。」
タ・ヒ「それは作者として言うな!」
作「別に良いじゃん。結果として最近は慣れて来たし。文句あるならバットエンドルートに変更するぞ?」
タ「コイツ……人としてもダメなんじゃないか?」
ヒ「ダメよタツミ君。下手な事言うとこの人本当にやりかねないよ。」
作「まぁ、君達の裏話はそんな所かな? 他のIfルートネタはネタバレ酷いからまだ言わないけどね。」
タ「出来れば聞きたくない気がする……。」
ヒ「私も何か嫌な予感しかしないんだけど……。」
作「まぁと言う事で、今回はこんな所で。お疲れ様でした。」
タ・ヒ「あ、ありがとうございました……?」
作「何で疑問形やねん。まぁ良いけど。さて、好評のようでしたら次回のゲストはティルを呼ぼうかと思います。それでは~。」
と言うか……俺は一話分レベルの何を書いているのだろうか?