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「筆致企画」に参加してみむとてするなり。

 前にもちょっと書きましたが、今、若干迷子状態です。おそらく、解決方法は「書くことを勉強する」ということなのでしょうが、足踏み中。「読む」ことを楽しめなくなるのが怖くて。テクニックに目が行って、物語に没入できなくなるのが何より恐ろしい。私の数少ない娯楽なので(笑)。杞憂なのかもしれないですが。

 そんな状況もあって、およびでないレベルとは分かりつつ、「筆致」企画に参加しました。
 筆致は物語を超えるか 【春にさよなら】(主催:ゆあん様) https://kakuyomu.jp/user_events/16817330655320435269

 参加作「春にさよなら」
https://kakuyomu.jp/works/16817330655742053312
 読んでくださった皆様、ありがとうございました。

 同じ題名、同じあらすじに沿って執筆するという企画。ボコボコ、あるいはガン無視も覚悟して参加しましたが、古参の皆さま、とてもお優しかったです。そして、人様の作品の気になる点を指摘することは、褒めることの何倍も難しいということを学びました。


 さて、へんてこな表題の件なのですが。
 最近、「ヨルシカ」というバンドの、「都落ち」という曲を偶然知り、衝撃を受けまして。まず歌詞にビビったのですが、万葉集のモチーフ、そして曲の入っているアルバム(というか『音楽画集』というものらしい)のコンセプト、知れば知る程「ガーン」という感じで。
 才能ってこういうことかーと。
 一番ものすごいと思ったのは、アイデアを完成形まで持っていく、完遂する力です。好きなことをやれるように、初めは売れるための努力も陰でたくさんしたのだろうなとかも含めて。

 書いていて思ったのですが、こんなことに思い至れるようになったのは、自分が(虫けらレベルでも)ものを作って晒す、という体験をしたからですね。カクヨムありがたや。

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