カクヨムコン10参加中の拙作『徒野先輩の怪異語り』ですが、現在第四章ヒラサカの家編まで公開中です。
構想を練っていた段階では全五章を予定していたのですが、いざ書き始めたら文字数が足りず、頑張って捻り出したのがこのヒラサカの家の話でした。突貫にしては気に入っています。
コンセプトは「迷い家かと思ったら鬼一口だった」、そのまますぎる。別作品で迷い家は名前だけ出しただけでモチーフとしては使えなかったので、今回リベンジした形です。ちなみに有川嶺人は在原業平とメアリー・セレスト号から、原田貴子は藤原高子からそれぞれ名づけてます。
予想外だったのは山岸先輩です。最初は中学生くらいの子供が相談に来て話が進む予定だったのですが、いつの間にか山岸先輩が再登場していました。しかもキャラが固まってた。これには作者もびっくり。なんやかんやで準レギュラーになりそう。
今後の更新ですが、あと二章分公開予定です。ピンチになったりあの人の秘密が明かされたりします。引き続き応援のほどよろしくお願いします。