一応両方の拙作で明かしていますが、ジェミヤンはコヴァーチにとって「武の師」です。
ここでは作中では曖昧にしてしまっている、「互いに相手をどう思っているのか」について少し書きます。
「冰の瞳 -Леденеочи-」
コヴァーチ・ミロシェヴィッチ
↓
ジェミヤン・アベルチェフ
力を与え戦い方を教えてくれた師ではある。
強さに関しては、軍人としても武人としても文句のつけようがないと思っている。
しかし心を許してはいない。
隠し事ばかりしている、人間としては信用ならない。
「宵闇の英雄【バガトゥイーリ】は紅き命を執行す」
ジェミヤン・アベルチェフ
↓
コヴァーチ・ミロシェヴィッチ
父に師事し研鑽を重ねた剣技や体術を、たった3カ月行動を共にしただけで、見て覚え再現した麒麟児。
20歳以上歳が離れているものの、超一流に育っていたと思っている。
初対面の時は自分を偽っていたから仕方ないが、自分に対しての態度が悪すぎる。少しは敬意を払ってほしい。
人を信用しなさすぎて心配。