嬉しいことに、すでに完結してる「私の女装した弟が可愛すぎる!!」を、今でも読んでくださってる読者が居ることは嬉しいですし、感謝してるのですが、なぜ僕は続編やスピンオフを書かないのか。
一度はスピンオフを書こうと思ったのですが、僕はある事に気が付きました。
それは「最初っから強い主人公は面白くない」。
誤解をしないでほしいのですが、最初っから強い主人公もアリなのは分かってるのですが、その強くなる過程や挫折する経験、葛藤、苦悩、強いだけじゃなくて何かしらの弱さを持ってる。
それらが最初っから欠如してて単純に強いだけの主人公は共感しにくい気がしました。
続編が書けないのも、主人公の星音くんが全ての困難を乗り越えて成長して強くなりすぎたこと。
そして、スピンオフを断念したのも先代の騙蛾(星音くんのおじいちゃん)がチートすぎるので、この人が出たら「あ、勝ち確定だ」と読者に思わせたらダメな気がしたからです。
なので、今後の創作に活かしたいのですが、完璧じゃない主人公が成長する物語の方が良い事が分かったのが僕の結論です。
これはあくまでも個人の感想なので、これが正解だとは思わないですが、今後とも創作に精進します🙇