リンデル王室史話、ちょっとペースを落として更新中です。
最低週一は死守は考えていますが、次回更新もまた遅くなるかもしれません。
気持ちは元気なんですが、なかなか執筆と読みの時間が確保できず厳しい悲しい…
最新話の「第46話 ボーラマーケット」
この命名元ネタはロンドンのバラマーケットです。
「第45話 硬貨」の通貨単位も
ガイン→ポンド
シーク→シリング
ラント(ランツ)→ペニー(ペンス)
に置き換えてもらって……
初めは換算もオリジナルだったんですが、あまりに文化を近くしてしまったので、なんかお金の話になった際に苦労しそうで一致させました(本音で言うとそのまま使いたいくらいだったんですがさすがにね……)
いろいろさぼった設定やら命名ですね。
ついでに、うちのリンデル王室史話の政治状況についてちょっと質問していただいたりしたので、調子乗って説明と整理。(執筆がちょっと難航中のきばらしに…)
必要に応じて説明はするので特に知らなくても問題ないです。
というか赤の守護者編が終わった政変編くらいでまともに生きてくる設定でして・・・
しかも、そもそも表現する必要なかったら開示も特にしないと思われるし、せっかくなので。
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以下添付画像参照のもとの説明です!
基本国王の力は絶対王政ではなく、ただの象徴というにはもう少し力もあります。
一応仕事は承認でハンコ係なんですが、軍も一部動かせるし、ごねることもできるし、助言という名の口出しもできるし…
とはいえ議会の力がある程度あるので、あんまり好き勝手はできないです。
議会は上級と下級の2種類あって、これを束ねるトップが現在レオポルド卿でジャック父になります。
ファンタジー雰囲気損ねるかと思って宰相の言い回しで様子見てますが、実際は首相ですね。
ジャックは首相の息子さんでした。
今は、「王&教団」 vs 「議会(レオポルド卿)」の対立構造があります。
ジャックは、王がある程度好きにできる(人事だけだけど)近衛兵団内所属だったために左遷させられましたね、ひどい!
議会も今はレオポルド卿の党派がおさめてますが、このレオポルド卿、いま東の科学大国アーナヴァルタとの貿易赤字問題や、属国メルトへの派遣渋りなどでちょっと外交面で弱腰といわれがち。
王側のメルト軍派遣の費用かさんでて問題あるんですけどね。
次回選挙の判断としてどう出るか…
あとは南部で燻ってる反乱軍の問題もあったりします。
頻繁に戦争してる(今は休戦中)南の国ギニファからの防衛問題も。
選挙のタイミングで入れ替わるのは、下級だけなんですが
上級の動向も実は怪しく。
上級内の議員の貴族は爵位に対応するので、爵位継承のタイミングで人が入れ替わります。
そして教団幹部も上級にいるのですが、この辺は教団内で入れ替えもこねくり回す話なので…
議会内での話としてもう一点あるのが、グウェルフ家(アルス母実家)。
先の大戦で恩義があり付き従うものが多いので王もあんまり無視できないところ。この辺の事情もあってアルスは少し守られてますね。
ついでに教団の話。教団は司法に絡んでるところ。
ここも国王と結託といいつつ、実は一枚岩ではなく、今は教理派が意思決定の長にいるのでここが優位です。
さらにまともに使うと思えない設定として、クラーレ・カリサス教団は、隣国レグリッドという国に本部のある(クラーレのつかない)カリサス教団から離脱・分離した宗教であり、リンデル特有のものだとかなんとか。
(まああれです、リンデル王位継承の儀式が厳密に血筋を要求するせいで一夫多妻したかったので、王族のみそれを許すみたいなルールを、昔の王族が作りたかったんだと)
先まで話の展開は確定しているのでそう大きくは変わらないと思いますが、大体こんな感じです。
キャッチコピーでアルス、政変王になるとはいわれていますがこうしてみると王だからといってそう政治力としては強い立場になるというわけでは・・・・・ないですね、笑
