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She shouts!

かつて「マンディンゴ」という洋画を観たことがある。

奴隷として、市場に゛出品”される黒人たち。

美しい黒光りする男性を買い落とした屋敷にて、主人の妻は、彼を犯す。

常に思うのは、勝者目線で語られる歴史である。

インディアン大量虐殺が、映画化されたとき、「ソルジャーブルー」は、米国で上映禁止運動が起きた。

ジョン・ウェインに象徴される騎兵隊、本来の所有者から、暴力で奪い取った事実は

封印され、暴かれることは無かったのだから。

アフリカの地で、動物のように捕らえられ、その後を描いたドラマが、一時、話題となった「ルーツ」

魂の咆哮、黒人達の歌うブルースやジャズ、祖先の血を継承し、現代社会においても

差別されるマイノリティの叫び。

歴史は、勝者によって作られる、これを私と語った方は・・・生きてらっしゃるであろうか。

どうか戦い続けてくださっていると信じ、祈りを込めて。

2件のコメント

  • 黒人差別は今もありますよね。情けない事実です。

    拙作のバレリーナ気分、第10話「肌の色バレエに関係ないでしょう」をお読みいただけると嬉しいです。
  • はい😃バレリーナ気分を読み始めています。
    文章が滑らかでテーマもいいですね✨
    拙作を応援して下さり励まされます。
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