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BL・ブロマンスコンテストの結果と「シャーキュラ∶独逸」

BL・ブロマンスコンテストの結果が発表されましたね!
まぁ、私は見事に落ちたわけですが (;^_^A
うーん、やっぱり10月中に完結させたほうがよかったのでしょうねぇ。最後まで読まなければ意味のないような物語でしたし……。でも私のペースではあれが限界でしたし……。
私の場合、遅筆に加えて、睡眠時間を削るという裏技が使えないのが厳しい。睡眠障害があるうえに極端に睡眠不足に弱いので、ほとんど毎日8時間半くらい寝床にいるのですよ。小学生かい (>▽<*)ww
でもそれはそれとして、受賞された皆様、本当におめでとうございます o(≧▽≦)o 気になる作品にはお伺いしようと思っています。

落選の話題だけでは淋しいので、先日「第2.5回東京国際サメ映画祭」で観た「シャーキュラ∶独逸」のお話でも。
なぜ「独逸」がつくのかというと、すでに「シャーキュラ」というアメリカ映画が配給されているからなのですよ(私も観ました)。制作はドイツ版のほうが古いそうですが。
ストーリーは、吸血鬼に血を吸われたあとでサメに食われた昔の貴族が現代に甦り、昼はサメ、夜はシャーキュラとなってひとびとを襲うというもの。
シャーキュラは着ぐるみ(顔出てる)、サメの背ビレはたぶん発泡スチロールとプラスチック板(動かすためのヒモ見えてる)、人間はマネキン、サメの模型は顔しかつくっていないのが丸わかり、どう見ても湖なのに「ビーチ」と言い張る。
安っぽいというよりもはや「安」そのもの、悪趣味で下品で汚くて、「宗教的に大丈夫なのか!?」と心配になるシーンも。
ライフガードはなぜか突然サメダジャレ満載のラップを歌って踊り出し、ハンマーや日本刀(近くにニンジャがいたので)でサメと戦い、お尻の皮膚を食いちぎられて、その皮膚(どう見てもゴム製)が、見守っているひとびとの前にぴゅーんと飛んでくる。

……。
…………。
……………………。

でも、制作陣が楽しんでつくっていることが伝わってくる、愛に満ちたあたたかい映画でしたよ!
監督さんと俳優さん、サメ映画祭のためにコメント映像まで用意してくれていましたし……。しかも日本語の!
「興奮していることでしょう」が「肛門室を握ることでしょう」にしか聞こえなかったのには吹き出してしまいましたが、私だってドイツ語を話したらもっとひどい間違いをするでしょうから、ひとのことは言えませんね。一所懸命日本語で思いを伝えてくれた気持ちが嬉しいです (*ˊᗜˋ*)

なお、この映画にもワケのわからないシーンがたくさん出てくるのですが、監督さんによると実際の政治家や犯罪事件への皮肉や風刺の意味がこもっているそうで……ど、どんなに無意味に見えるシーンでも、やっぱり深遠な意図があるんだなぁって思いました!

こちらのノートは2ヶ月くらい経ったら削除する予定ですが、バックアップはとっておきますので、コメント等おありでしたらご遠慮なく (*^^)v

12件のコメント

  • こんばんは。

    『国際サメ映画祭』なんてあるのですね(⁠☉⁠。⁠☉⁠)⁠
    知らないだけで、世界中にサメファンはいっぱいいるのですね!?
    第2.5回、というのが気になります(笑)。
  • 『国際サメ映画祭』。そこにあるのはただひら「愛」なんだなというのが強く伝わってきますね(笑)。

     酷すぎる内容もあえて「サメ映画は酷いからこそ良い」みたいな愛があって作っているのか、とりあえず学生映画の延長みたいなノリがある感じでしょうか。

     とにかくサメファンもサメ映画の製作陣もなんかあたたかい感じがあっていいですね。
  • >幸まる様

    >知らないだけで、世界中にサメファンはいっぱいいるのですね!?

    大半が日本人だという説もあります (>▽<*)ww

    去年の夏が第1回、今年の春が第1.5回、今年の夏が第2回、そして今回が第2.5回なのです (*^^)v
    2.5回のポスターは、2回のものに「.5」と書き加えたものでした~。
  • >黒澤 主計様

    「シャーキュラ:独逸」は愛がある感じでしたね (*^^)v
    本当に何を考えてつくっているのか、いや、そもそも何かを考えてつくっているのか、わからないようなサメ映画もありますが (>▽<*)ww
    サメ映画ファンの方は皆様あたたかいなぁと思います。会場の雰囲気も良いですし……。
    というか、あたたかく広い心がないとZ級サメ映画は観られないのかもしれません……!
  • >極端に睡眠不足に弱い
    わたしもー!( ´ ▽ ` )ノ
    寝れないと、次の日にかなり影響します。

    >制作陣が楽しんでつくっている
    これが一番大事!
    なんでかは分かりませんけど、楽しく作られた作品は、これが伝わってきますよね☆

    写真の背景のサメ柄の布(?)かわいい!
  • >babibu様

    >寝れないと、次の日にかなり影響します。

    わーい、仲間です!
    私、睡眠時間6時間でも翌日使い物になりません (;^_^A 数日つづくと倒れます。

    >なんでかは分かりませんけど、楽しく作られた作品は、これが伝わってきますよね☆

    そうなんです (*^^)v Z級でもそういう映画は飽きずに観られますね。……あっ、でもやっぱりちょっとは飽きるかも…… (>▽<*)ww

    サメ柄の布、可愛いですよね。100均で買った手ぬぐいなんです。「海洋生物」柄だったはずなのですが、なぜかサメが多いのです (*'▽'*)
  • ハルさんの話を読んでいると、Z級サメ映画のとんでもなさに苦笑いし、そして、どんどんと好きになっていきます^^
    ハルさんのサメ映画への愛は伝染性がありますよね^^ 素敵です^^
  • >七倉イルカ様

    どんどんと好きに……嬉しいです! 私、Z級サメ映画の伝道師なのでは……?
    いえ、もうこのとんでもなさは一人では消化しきれないというか(といいつつパートナーと一緒に観ていることが多いのですが)、吐き出さないと気が済まないのですよね (>▽<*)ww
  • 勢いとカオスぶりとB級的センスがひしひしと感じられますね(^^;
    『混沌(カオス)と乱舞(おど)れ』なんてキャッチコピーを考えた人も、ノリノリで考えたんでしょうね。
  • >武江成緒様

    >勢いとカオスぶりとB級的センスが……

    この熱気を感じ取っていただけて嬉しいです (*´∀`*)

    『混沌(カオス)と乱舞(おど)れ』、いいキャッチコピーですよね (*^^)v Z級サメ映画のキャッチコピーはどれも面白いんですよ。
    「ランドシャーク/丘ジョーズの逆襲」の「陸海喰!」とか、「スノーシャーク/悪魔のフカヒレ」の「ぜんぶ鮫のせいだ。」とか、「エイリアン VS ジョーズ」の「もう結果だけ教えろ!」とか、「サメデター」の「今度のサメは海に出る!」や「ソアヌツシツィアオク!」とか…… (>▽<*)ww
  • 近くにニンジャがいたので…?www
    サメ映画界の人たちって、全員ものすごくユーモアに溢れていて、温かな心の持ち主なのではないかという気がします。
    ハルさんが嵌るのも分かる気がするなあ…と、まだサメ映画を観たことないのに言うもなんですが( *´艸`)

    >吸血鬼に血を吸われたあとでサメに食われた昔の貴族
    もうこれだけでお腹いっぱい、心が満たされてしまいます!(*´▽`*)
  • >鐘古こよみ様

    なぜかいたんですよ、ニンジャ……。Z級サメ映画に限らず、欧米の映画にはなぜかニンジャが出てくることがありますが (>▽<*)ww

    >ハルさんが嵌るのも分かる気がするなあ…と

    わ~~~、わかっていただけましたか o(≧▽≦)o 愉快であたたかいサメ映画の世界なのです!

    >もうこれだけでお腹いっぱい、心が満たされてしまいます!(*´▽`*)

    すごい設定ですよね。サメに食べられたからサメと合体するというのが、もうよくわかりません。サメ映画ではときどき見かけるような気がしますが (・ω・;
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