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「カミュ·ロマーノフの逆襲 5」のイラスト

 火を落とした状態で格納庫に収まり、搭載されている艦ともリンクしていない状態のPLというのは、言ってしまうならば目隠しをした上で耳栓も詰めているようなものである。
 何しろ、母艦の装甲と真空の宇宙を隔てた外界で何が起こっているのか、まったく知る術がないのだ。
 だから、ウォルガフがその気配を察知できたのは、エスパーじみた勘の働きというしかないだろう。

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