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「アゾールド騎士爵領攻略戦 12」のイラスト

 わたしはただ、カラシニコフのコックピット内で笑顔を維持したまま、肩で息していたのである。
 呼吸を整えることすらしない。
 一種、放心しているかのような境地。
 ならば、これは残心という言葉の意味をはき違えているのではないかと思えてしまいそうだが、そうではなかった。

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