仁木一青

『運試しの傘立て（通称：ガチャ立て）』にレビューコメントをいただきました。
https://kakuyomu.jp/works/822139838524766335

武江成緒様、本当にありがとうございます。

感謝の気持ちを込めて、武江成緒様の作品をご紹介させてください。

『夜の河原に、鍵を売る』
https://kakuyomu.jp/works/16817330655027405404

河原で暮らす師匠と弟子（俺）の仕事は、町で拾い集めた鉛屑――ふるい鉛管。釣りの錘。足の折れた鉛の兵隊など――を溶かし、金槌で叩いて「地獄の門の鍵」を作ること。

彼らの作る鍵を求めて、丑三つ時に亡者たちがやってくる。
しかし、俺の見たところ、師匠が叩いて作る鍵はデタラメな代物にしか見えないのだが――というお話。

少し無頼の臭いがする、勢いのある語り口調が心地よい物語です。

武江様は、現在『螭が月を呑む話』を連載中。こちらも素晴らしい描写のお話で近いうちにご紹介させていただきます。