ツイッターにて匿名質問サイト『マシュマロ』を使い、質問返しを行っています。
ちょくちょく質問が溜まって来たので、転生重騎士の質問返しを纏めさせていただきました。
また、感想は全ては返信しきれなくて、どこまで返信するべきかも悩んでしまうので、小説投稿サイトでの質問返しは基本的に行わない方針としています。
申し訳ございません。
ただ、感想は全て目を通させていただいております！
いつもありがとうございます！
『Ｅ級冒険者だとひとつのスキルに何ポイントまで入れることができるんですか？』
Ｅ級冒険者は【30】までです。
だいたいそのレベル帯でスキルツリーを極振りすると上限に引っ掛かりがちになるラインになっています。
「プレイスタイルに幅ができるようにしようぜ！」という運営のいらない気遣いによるものでしたが、当然ゲーム内では滅茶苦茶不評でした。
『強運と業運を同時に取得したら上昇率は重複しますか？』
幸運力強化系は一部のクラスが確率で初期から持っているスキルツリーであるためスキルブックが存在せず、重複させることができません。
『エンブリオと成金ラーナはどっちが防御力が高いですか？』
成金ラーナは防御力200ですが、エンブリオは肉塊の鎧を含めても防御力は88です。
ただその分、エンブリオの方がHPは遥かに高いです。
どっちにしろ主人公の攻撃は完封されますが……。
『王の彷徨をあえて誘発させて浅い場所におびき寄せたりすることってできますか？』
他の魔物が出てくる狭い通路を通って引っ張っていくのはあまり効率がよくありません。
結構気紛れだったりするので、最後の最後で狙った場所に連れて行く前にプイッとボス部屋へ帰ったりもします。
ただ相性によっては狭い場所に誘って袋叩きにするのはアリかもしれません。
エルマがエンブリオを倒せたのも、天井がボス部屋より低かったのが大きいので。
『アレスは再登場の予定はありますか？』
あんまり重要なポジションで再登場することはなさそうです……。
ごめんよ、アレス君。
『リースの盗賊ってどんなクラスなんですか？ 実際に盗みとかを働くわけじゃないですよね？』
素早さ特化の斥候用クラスですね。
〈夢の穴〉で単独で動いて先の様子を見に行ったりすることが多いですが、地味なので多分本編ではあんまり触れられません。
〈夢の穴〉ではアイテムが落ちていることもあるのですが、盗賊だと高レベルダンジョンを魔物に気づかれないように進んで、アイテムを掠め取って逃げる、なんて芸当もできます。
ただ、結構死亡リスクが高いので、〈マジックワールド〉でも効率を無視して夢を追うようなタイプのプレイヤー以外はあまりやりませんでした。
エルマの世界でも命懸けでやるものではないと一般的には判断されていますが、たまに金銭的に追い詰められた冒険者が手を出したりもしています。
『命移しではどのくらいのレベルの囚人を使ってるんですか？』
だいたいＣ級、Ｄ級冒険者くらいだと思っていただければ。
稀にＢ級冒険者相応がいます。
まあ、４０～８０くらいだと思っていただければ。
取得経験値のルール上、そこよりレベルの低い人間は命移しのためにわざわざ残す意味があまりありません。
レベル上の冒険者に手伝ってもらうパワーレベリングより効率が悪い範囲では、人を飼い殺しにして表に伏せてまでやる価値がないので。
この辺り二章以降で結構触れられるかなと。
『エルマ以外の重騎士はどんな風に過ごしてるんですか？』
〈影踏み〉で敵の攻撃を引き受けるのが主ですね。
攻撃力不足でダメージがまともに与えられないので、単独だとかなり厳しそうです。
ただ、ある程度のレベルがあれば、防御性能のお陰で格下の魔物を数買って安定して稼ぐことはできるかなと。
因みに〈マジックワールド〉の重騎士は、エルマ含め上位勢はみんな〈燻り狂う牙〉で大規模依頼イベントのボスを囲んでボコボコ殴ってました。
最終的に重騎士以外で高ＨＰボスを殴るのが馬鹿らしくなるような攻撃力になってしまったので。
『マリスがなった剣聖というクラスはどういうクラスなんですか？当たり外れで言ったらどっちですか？』
得意苦手が分かれているので、突き詰めると当たり外れはなくなってきます。
……まあ、結構得意分野と不得意分野の価値の話にはなってくるのですが。
スタミナ不足で〈夢の穴〉探索ではちょっと時間やアイテム消費が嵩みやすく、防御面がやや低いので集団戦では若干事故死のリスクも高いです。
対人戦は強いですが、主力の〈金剛連撃〉が最上位勢相手だと動きを完全に読まれて手痛いカウンターを叩き込まれかねません。
ただ複雑なスキルが少なく高ステータスで殴るわかりやすい強さを持つので、あまりスキルツリーの相性やコンボが開拓されていないあの世界では大当たりのクラスとして扱われています。
『転生重騎士でアイザス伯爵やマリスがろくでもない性格ですが、もしかして命移しで罪人の悪意とかの負の感情が数世代にも渡って蓄積されたからで、それが無くなれば優しい性格になったりしますのでしょうか？』
アイザス伯爵は家と領地を守るのに必死で、そこ以外がちょっと疎かになっちゃってるみたいです。
なかなかシビアな世界なので……。
因みにそんなアイザス様も、子供の頃には散々父親に悩まされていました。
結局は親の背を見て育ってしまったようですが。
マリスについては何を書いてもネタバレになっちゃいそうなので、今後の転生重騎士をお楽しみに！
『低難易度かつ都市付近にできたダンジョンは初心者の冒険者の育成のためとかに敢えてボスは倒されずに国辺りが管理していたりしそうですけどどうですか？』
あまり長く残り続けた〈夢の穴〉は、段々と魔物が外に出やすく、かつ異常現象が起きやすくなります。
似たようなことをしている都市はあるのですが、あの国自体が〈夢の穴〉の仕様やリスクを完全に理解できているわけでもないので、かなり危険と隣り合わせです。
『不惜身命ってなんて読むんですか？』
不惜身命（ふしゃくしんみょう）です。
字面の通り、命を惜しまないぞっていう意味の言葉です。
ルビ振っておくべきでしたね。
ちなみに百足坑道の百足はムカデではなくひゃくあしと読むのをイメージしていました。
ムカデ坑道というより、ひゃくあし坑道とした方が少し砕けて、それが不気味な印象になるなというのが理由でして。
こっちも絶対ルビを振っておくべきでしたね。
こんなふうに、ツイッターにて匿名質問サイトのマシュマロを使って、ちょくちょく気紛れで質問返しを行ったりしています。
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