『芳香は惑乱する(改訂版)/The aroma is troubled』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884135110この作品は、前回、前々回と異なったエンディングで公開したことのある作品です。
どちらも、たくさんの方から好評価をいただいておりましたが、現在両作品とも非公開にしています。
どちらのストーリーも、その時はそれなりに自分も納得をして公開したものなのですが、何となく中途半端な感覚が残ったままの状態だったのです。
今回、最初から見直し、新たに加筆訂正し、今までとはまったく違うエンディングを付け加えました。
新たにラストを追加したお陰で、前後との辻褄合わせに苦労しましたが、何とか納得の出来る範囲で完成させることが出来ました。
作品というのは不思議なもので、日数を置いて読み返すと、完成していたと思われた作品なのに色々訂正したい箇所が見えてきます。突如として良いアイデアが振ってくることもあり、今回このようなエンディングが浮かんできたのです。
しかし、浮かんだところまではいいのですが、作品として完成させるまでがひと苦労。
エピローグのページだけでも、ここ二日間程は掛かりっきりの状態でしした。
そして、つい先程までひとつひとつの言葉の意味を考え、適切でピッタリのものを探し出すために、ああではないこうではないと、何度も何度も書き直しをしていました。
その甲斐あって? の、何とかの完結なのですが、困ったことに、今この時点になっても、また新しい構想や変更点が浮かんできています。
しかし、芸術作品と同じように、何処かで踏ん切りをつけないと限りがなく、全く違う作品になってしまいそうです。ですので、その新しい構想は、まったく違う次回作のほうに回すことにします。
さて、出来上がりホヤホヤのこの作品の評価は如何に?
是非ご一読のうえ、ご感想をいただければと思います m(_ _)m