白井 幸樹(しらい こうき)は、この春から高校生になった。
彼には母親の白井 愛実(しらい まなみ)がいる。
ただ、普通の家庭とはちょっと事情が違った。
愛実は継母、つまりは義母。
幸樹と血の繋がりはない。
そして、幸樹の実の母も父も既に亡くなっている。
そのため、幸樹は思春期でありながら、美しくおまけにスタイルが良い美人の母親と、2人きりの暮らし。
しかも、母の愛実は少女マンガ家であるため、見た目だけでなく心も若々しい。
けど、何だかんだ30代中頃のおばさんだから、若い子の感性を求めて、息子の幸樹に取材と称してあれやこれやと聞いて来る。
そんな中で、ちょっとドキドキするようなことをしてしまったり……
さらには、愛実に関わる美人のアシスタントや、美人の編集者とも繋がって行って。
思春期の幸樹にとって、刺激的な高校生活が幕を開ける。