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【本日21:00更新】第19章「隠せぬ想い ― 十年分の告白」

十年分の沈黙に、言葉が追いつく夜。
「俺は――輝兄が、好きだ」
刃ではなく、“結び”で告げる想い。
風鈴のEとBが、二人の拍を繋ぎます。

行灯の橙、胸の刻印、浅葱の紐――
それぞれの“誓い”が同じ高さで重なり、
今夜、ようやく“恋人”として結ばれる回です。

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