いつもお読みいただきありがとうございます。
突然ですがみなさん、スレイヤーズというラノベをご存知でしょうか。神坂一先生が書かれた神ラノベなのですが、私はあの、あとがきが大好きでした。作者と作中のキャラが絡みながら会話形式で進んでいくあとがき……なんなら本編よりも楽しみにしていた。
いつかあんなあとがきを書きたいと思っていました。なので!
まとん(以下”ま”)「いでよ、リオナ! ヴィン!」
リオナ(以下”リ”)「それで呼ばれたわけ……」
ヴィン(以下”ヴ”)「なんだよこっち忙しいんだけど」
ま「いきなり冷たいねお二人サン……ま、いいや作者命令で私に付き合え! まずは自己紹介から!」
リ「仕方ないなあ……私は作者の書いてる作中でヒーラーやっててそこの赤いのはただのストーカー。以上」
ヴ「おおいっ、ちょっと待てよっ!」
リ「なにか問題あった?」
ヴ「問題だらけだ! 俺は最強剣士のヴィン・フリークスだぞ!」
ま「いまのとこ全然そんな気配ないけどね」
リ「ねー」
ヴ「(´;ω;`)」
リ「それで作者は、私たちまで呼びつけて何を言おうってわけ」
ま「うん、突然ですが、私、レビュアーになります」
リ・ヴ「「……」」
リ「……えっと。ほんとに突然すぎて話についていけないんですけど」
ま「まあまあ。まずはこの作品「カクヨム非テンプレ図書館
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886621902」をちらって見てくださいよ。埋もれがちな非テンプレ作品を、レビューつきで紹介しようって企画で、そのレビューを担当するのが、レビュアーなのです」
ヴ「なるほど、ネット小説じゃなかなか日の目を見ない非テンプレ作品をマッピングしようっていうのは、画期的な企画だな!」
ま「でしょでしょ♪ 楽しそうだったからついレビュアーに立候補してしまった!」
リ「ふうん。で、それはいいんだけど、ただでさえ遅筆なうえ、毎回宵越しの金はもたねえ勢いで一字も書き溜めることなく出し切っちゃう作者が、ヒトの作品読んでる場合なの?」
ま「うっ」
リ「週間ランキング見た? 面白い作品がどんどん出てきて、みるみる順位下がってるじゃないの!! もっと更新頻度高めるとかさあ」
ま「ううっ」
リ「そんな作品たちをのんきに読みながらおもしろいなあ続きはよってお菓子ぽりぽりしてるから自作の執筆全然進まないんでしょ!」
ま「………………………………。( ;∀;)」
ヴ「リオナさんやめろ! 作者のHPはもう0だぞ! おいしっかりしろ作者! エピソード3始まったばっかだろ!」
ま「……は! いまきれいなお花畑が」
ヴ「戻ってこーい!」
ま「リオナ様! 順位なんてなんだっていいじゃないですか! 私はランキングのために書いてるんじゃないんだ! そもそもランクインしてること自体が奇跡なんだ!」
リ「……まあ、そうね。でも、仕事は社畜だしそろそろソシャゲの放置してた新ボスたち本気で取り組みたいしで時間ないのは事実でしょ。何をしていきなりレビュアーになろうと思ったの?」
ま「よくぞ聞いてくれました!」
ヴ「長そうだな」
リ「聞かなきゃよかったかも」
ま「私はふと気づいたの。私の目標は結果も評価も何も気にせず自分の書きたいことを書くこと……そう思って書いてばかりいたんだけど、それじゃ息が詰まるなってことに」
リ「ふうん?」
ま「自分の小説投稿したらまた何日までに何字書かなきゃとか思いながら仕事して、帰宅したらせっせと執筆して……そんな毎日じゃ、正直、面白くないんだ、ばかーー!」
リ「いやばかって言われても」
ヴ「まーそれじゃ仕事と変わらないってのはあるよな」
リ「そう言いつつ小説書いてる時は楽しそうにニヤニヤしてるくせに」
ま「そ、そーなんだけどさ、そーなんだけど、それとこれとはまた別なんだよね。わっかんないかなぁ鉄の心のリオナさんには」
リ「は?(メイスを取り出す)」
ま「ぎゃあああああ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
ヴ「わーっ待った待ったリオナさん、作者死んだら俺たちも終わるぞ!!」
リ「……ふん」
ヴ「あ、あぶねえ」
ま「私はとんでもないキャラを生み出してしまったのか……((((;´Д`))))))ガタガタガタガタガタガタ」
リ「それで?」
ま「あ……あの、微笑みながらメイスとんとんするのやめてもらえます? ――そうそうちゃんとしまって――それで、自分の作品書くのに追われてばかりいないで、他の作品も読むこと・紹介することも、実は楽しめるんじゃないかって思ったわけです」
ヴ「でもそうだよな、実際読んでみると、面白い作品がたくさんあるよなぁ」
ま「そう! 何より私は、読んでもらえること、評価してもらえること、感想をもらえることが、どれほど力になるかを知ったのです」
リ「そうね、本当にありがたいこと」
ヴ「ほんとにな!」
ま「だからこの幸せを、循環させたいなあと」
リ「ふむ。一理あるわね」
ま「もちろん、これ以上の遅筆にならない程度にね! 若干、じゃーーーーーっかんの書き溜めもできたしね!」
リ「なお書き溜めは一話程度の模様(笑)」
ま「うるさいっ」
リ「ま、いいでしょう。要するにまとめると、遅筆のくせに書くだけじゃ物足りなくなってきて読みたくなってきたよってことでしょ」
ま「まとめないで(´;ω;`)」
と、いうわけで、カクカクの方もヨムヨムの方も、いつも私の作品を読んでくれている方も、そうでない方も、ぜひいろんな作品を読んでみて、この幸せをまわしていきましょう♪
え? Episode3の話どこ行ったって? 始まってるんでよかったら読んでください(∩´∀`)∩笑
ワガママな作者ですが、今後とも一緒に作品を楽しんでいただけると嬉しいです。