掲題の通りですが、『蛇憑きの姫と仮初の契り』に火浦マリ様からとても素敵なコメントレビューを頂きました!
なんか作者の意図以上に素敵な話だと紹介されている気が……素敵なレビュー、ありがとうございます!
https://kakuyomu.jp/works/16818792439590137685/reviews/16818792439663531031 火浦様は他も色々読んで下さっていますが、ご本人は非常にあちこち海外に行かれているようで、その時の経験を書かれたエッセイが特に私はお気に入りです。
ご本人のトップページは以下。
https://kakuyomu.jp/users/marihiura100 また、野心的にAIを用いた創作なども掲載されています。
ご興味を持たれたらぜひ。
さて。
昨日の近況ノートで『第6回HJ小説大賞』の一次選考に残ったらしいと書きましたが、これ、ほぼ確実に評価ポイントで一定の足切りされているような気がします。
というのは、一次選考を抜けた作品をいくつか検索して調べてましたが、見つけられた範囲で最低の評価ポイントは360でした。これは突出して低い方で、他の突破作品はほぼ四桁。五桁も珍しくありません。
というか、竜殺し(約2800)より低い作品すら非常に少ない。
もちろん、全部見たわけではないですが。
良い作品が評価ポイントが高くなる傾向にあるのは事実です。
ですが、それ以上にWEB小説の場合は露出の機会の有無が段違いに重要で、非常にすぐれた作品であろうと、評価されない(そもそも見つけてもらえない)というのはざらでしょう。
まあ、わざわざ『小説家になろう部門』と銘打ってある以上、このプラットフォーム上で一定の評価がされてない限りは見向きもされないのは納得できるところではあります。
そういう意味では、WEB形式ではない応募のコンテストは平等にチャンスがあると言えるでしょう。
WEBのプラットフォームを使う以上、そこに置かれた評価はどうしても参考にされてしまうでしょうが、原稿を直接送る公募ではそれはない。
言い換えれば、それで引っかからないなら、かついくつかのコンテストに応募してもダメなら、その作品が公募で賞を取る見込みはないと断言できてしまうことに。
無論、コンテストが目指しているレーベルのカラーというのもありますから、それに合致してないだけという可能性もありますが。
また逆に、WEB上で十分な評価をされているにも関わらずWEB経由のコンテストで幾度も結果が出ないなら、やはりそれも受賞の見込みはないという結論になりそうです。
実際、竜殺しは2回カクヨムコンで受賞してないので、少なくともKADOKAWAは拾い上げてくれないんだろうなぁ、とは。
現在、一応『カドカワBOOKS10周年記念長編コンテスト』にエントリーしていますが、99.99%受賞はないと思います。中間選考も厳しいんじゃないかなぁ。
ちなみにHJ小説大賞も、前回の記録見たら二次選考通過率は10%以下という厳しさでした。まあ突破はない。竜殺しはそこまでの完成度はないですしね……。
とりあえず、現状自分の中では圧倒的に高い完成度を誇る『勇者と魔王と世界の秘密』の改稿版を、今度選評をもらいやすい公募に放り込む予定(レーベルカラーはかなり合致していると思われる)なので、それで自分の中での『よくできている』感覚と現在の出版業界での『いい作品』との乖離幅を確認したいところです。
当該作品はネトコン13にも入れてありますが、ポイントはほとんど入ってない(ほぼ宣伝してないから当然ですが)ので、受賞はあり得ないでしょう。
まあポイントの少なさの割には感想は1件あって『とてもワクワクした』と言っていただけてます。
これをHJ小説大賞にエントリーしていたら、評価ポイントでの足切りは検証できた気がするのですが……調べてみたら締め切りは6月末だったようで……それはさすがに改稿が間に合ってないですね。ちぃ。
ただこの推測通りだとすれば、現状、例えば『白雪姫の家族』などは、書籍化の可能性はほぼゼロに近いということになります。
あれは極めて長いのでどう考えても公募には出せません。
一方で評価もそう大きくもらえる話ではないので、WEB小説のコンテストでは確実に足切りされます。
まあ結局、WEBでは評価ポイントをひたすらもらうしかないんだろうなぁ、というのが分かった感じですね。
少なくとも20万文字を超える長編はそれ以外では書籍化の道はほとんどないでしょう。
このネタ、そのうち雑記に移すか。
写真は同じくリオのフェーラ。
こういう感じで日用雑貨も置いてあります。
というかこの辺相方が気に入っていくつか買って帰りました。
さすがにもう残ってないですが。