• 現代ドラマ
  • エッセイ・ノンフィクション

新型コロナウイルスの蔓延で、父の四十九日は諦め

 5月に亡くなった父の、初盆と四十九日の法要で福岡に行く予定だったのですが、私が福岡に行く日の朝に2歳の息子が38℃超の熱を出し、新型コロナウイルスの可能性もあったので、当日に福岡行きをキャンセルしました。
 キャンセル後、子供の熱もすぐに下がり、元気に走り回っていました。
 往復飛行機代、ホテル代とキャンセル料が5万円近くかかり、非常に痛かったのですが、このご時世的に仕方ないことだと思い定めています。
 法事の方は、兄と姉がやってくれました。
 息子が感染していたら、間違いなく私も感染していたでしょうし、そうすると一緒に法事を行う兄、姉やその家族だけではなく、同じ飛行機に乗るお客さん、同じホテルの泊まるお客さんたちにも感染のリスクが出てしまいます。
 また、私が福岡のホテルで発症しても、おそらくすぐに診てもらえる病院もないでしょうし、現地の人たちも困ってしまうということを考えると、帰省の中止はやむなしと考えます。
 死んだ人間のために生きている人間がリスクを冒すことほど無意味なことはないと思っていますので。
 ということで、今の新型コロナウイルスの感染爆発に対して、皆さんでなんとか乗り切って行きましょう!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する