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新年のご挨拶とお知らせと一人語り

まずは、震災で被災された皆様にお見舞い申し上げます。
一日も早く元の生活に戻られますようにお祈り申す上げます。

それでは改めまして、明けましておめでとうございます~。
今年も精進していく所存ですので、何卒よろしくお願い申し上げます。

早速ですが今年の刊行予定のお知らせです。
先月創刊の新ファンタジーBL電子書籍レーベル、ヴィオラ文庫様より書き下ろし
『不遇王子が冷酷復讐者の手を掴むまで』
を刊行していただけることになりました!
イラストははたや先生に担当していただきました、やばいです。めっちゃ好き!
どっかでちょっと言った気がするんですけど(言ったっけ?)こちらの作品は古森が15年位前に考えたネタを書かせていただけることになったので、もーーーー感慨深くて感慨深くて。
思えばネタを考えた当時は二次創作ばっか描いててオリジナルを完結まで書きあげる力はありませんでした。
その二次創作だって5万文字とかの中編までは書けても10万文字クラスの長編は書けませんでしたもん、そう思うと成長を感じますわ。
そんな未熟な時代のネタが! 商業化してプロの絵師様にイラストをつけていただき! 書き下ろしで電子書籍で配信されるので! どうぞお手に取っていただければと思います!
ヴィオラ文庫様は『(えっちのない)ライトなファンタジーBL』がコンセプトだそうなので、イケメンがわちゃちゃイチャイチャがお好きな方にお勧めです。
まあ、『不遇王子~』はBL要素クッッッッソうっっっっすい、呪いと執着しか詰まってないのでわちゃわちゃもイチャイチャもしてないんですけど!
でもおかげさまで語りたいことがたくさんあるんですよ、15年以上の熟成ものなのでそれはそう。
一応短編(カテゴリはハイファン)で『呪われた俺と炎の勇者』『暴食魔剣の黒翼勇者と白雷の復讐者』という二人のその後の話を書いているし、『うちのお嬢様が破滅エンドしかない悪役令嬢のようなので俺が救済したいと思います。【WEB版】』で『不遇王子』ことロギの従者だった雷蓮とヴィンセントの愛刀鈴緒丸が登場したりとまあ、マジで”元祖”の一角です。
ちなみにエンディングを担当さんと話した時、バリバリにバッドエンドで「主人公は負けて死ぬし、雷蓮は異世界に飛ばされるし、ライリスは人間辞めます」って言ったら「か、変えましょう」って言われたので『不遇王子が冷酷復讐者の手を掴むまで』とは別時空ってことになり『うちのお嬢様~』の世界の雷蓮よりは幸せな人生を送ったことになるんかなぁ。
どんなエンディングに変更したかは、ぜひお手に取ってご確認ください。
ヒントは今の古森はハピエン厨です。
そんでもう、はたや先生に当時の古森の雑な(※でも今よりは上手い)キャラデザをお送りして書影を描いていただいたんですけど、もう、なんも言葉が出てこない、いい意味の感情のごった煮状態です。
語言化不可能、むり、しんどい、尊い、これは現実か?っていう感じでつらい。
書影を見ながら元がバッドエンドの世界だから、ああ、もう、私はこんな世界線を切り捨てて全員死亡、みたいな世界を正史にしててすみませんっていうか。
はたや先生素敵な書影を本当にありがとうございましたーーーーーー!!!!!!!!!
あ、でももう少し語らせてほしい。
『流星群の落下地点で〜集団転移で私だけ魔力なし判定だったから一般人として生活しようと思っているんですが、もしかして下剋上担当でしたか?〜』のシドがマジ理想の悪役イケメンすぎて同時進行で『不遇王子~』書いてたんですけど属性が同じ”復讐者”のライリスも甘くなりそうになって本当に大変でした。
元々復讐者属性の元祖はシドで、シドをモデルで生まれたのがライリスやラウト、シャオなので似ないようにすごく引き締めました、自分の心を。
っていうかシドは本当にとんでもねえよ、こいつ。書いている時他の似た系統の攻めキャラ書くと寄っちゃう。カクヨムのサポ限の柘榴も危うく恋人モードの甘さになってしまいそうになって本当に大変だった、引き締めが。自分史上シドよりも悪い男は本当に書けない気がしている。
シドの話になっちゃったんでロギとライリスの話に戻すんですけど、古森的にこの二人の感情の重なりとかが『終末革命 神鎧のギア・フィーネ』のデュレオとシズフみたいなプラトニックな相互やじるし拗らせなので、バトルシーンもあるからと三人称にしたけどわかりづらくなっちゃったなぁ、と反省はしたんですが後悔はしてないので読んでくださった方が色々妄想していただけたら嬉しいです。

大事なことを言い忘れていました。
『不遇王子が冷酷復讐者の手を掴むまで 1』
1月12日より各電子書籍販売サイトで配信開始です。

1巻表記ですが、個人的に一応上下巻完結させているつもりですので安心してお買い求めください。
予約開始しておりますので何卒よろしくお願いします~!



もう一点。
『転生したら絶滅寸前の希少種族でした。』翻訳電書版『REINCARNATED AS THE LAST OF MY KIND』6巻が2024年3月29日配信決定いたしました~!
引き続きこちらも全編書き下ろし、イラストもヤミーゴ先生に描いていただきました!
6巻かぁ、早いなぁ……。
いつの間にか5巻のオーディオブックも配信開始しているし、私が展開に追いつけない。
海外の皆様、いつも応援をしていただき本当にありがとうございます。
おかげさまで6巻も配信させていただくことになりました。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします~。



【発売スケジュール】我メモ
1月12日『不遇王子が冷酷復讐者の手を掴むまで』(※BL、電子書籍)配信開始
3月28日『転生したら絶滅寸前の希少種族でした。』翻訳電書版6巻配信開始。

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