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宣伝と予定

どうもこんにちは。

こちらはカクヨムのメルマガにて配信されたものの転載となります。
期間も開いたので宣伝を兼ねて乗せる事にしました。 
後、良かったら二巻の感想とか頂けると嬉しいです。

予定に関してですが、しばらくは現在連載中の悪魔の頁を続けていく感じになります。
外伝三に関しては頃合いを見て出せればと思っていますが、今の所未定なのもあれなのでもしも三巻が決まったら宣伝目的で頑張ってすぐに出そうかと思います。
そんな訳で良かったら買って頂けると嬉しいです。


以下転載。

こんにちは。 kawa.keiです。

パラダイム・パラサイト二巻が発売して少し経ったので前巻同様に雑感などを述べていこうかと思います。
既に購入された方はありがとうございます。
そして購入を検討されている方は判断材料にして頂ければと思います。
例によってネタバレを含んでいますのでご注意を。

これは一巻の時にもした話ですがweb版と話の流れ自体はほとんど同じで、それを一から書き直しました。 内容的にはweb版三章部分に当たります。
見比べてみると私の成長的なものが見えるかもしれません。 要は頑張ったからよかったら見てねという話でした。

さて、今回も個別に触れて行こうかと思います。

・ロー
主人公。 洗脳を使えるようになったので証拠の隠滅や手を汚さない間接的な嫌がらせができるようになりました。
やった事はweb版と変わりませんが、例によって性格の矯正を施したので行動にある程度の合理性を持たせています。 
二巻では一巻での一件の後始末を行った後、旅に出ます。
メドリーム領、闘技場、迷宮、奴隷市場の順で回りました。 
その過程で色んな人を洗脳して管理をファティマに押し付けるという事を繰り返します。 酷い奴ですね。
一ヶ所に留まる事に意義を見いだせず、目的を探す事が目的といった漠然とした理由で旅を始めました。
ただ、メドリーム領では聖殿騎士を闇討ちし、領主の息子を間接的に殺害。 闘技場では権力者を洗脳し、迷宮では――表向きは大人しかったですね。
並べると本当に碌な事をやっていませんね。 こんなのでも主人公なんですよ……。
邪魔者を物理的に排除しながら彼は新しい地を目指すでしょう。

・ハイディ
まだ相棒役。 web版では冗談抜きでいなくてもいいようなレベルでキャラが薄かったのでその辺の補強を行い、主人公にも連れていく事の意義を見出せるようにしました。
二巻では大活躍とまではいきませんが、見せ場は少し用意したのでweb版と違ってしっかりと居る意味はあります。
そんな事より口絵です。 二巻でついに色が付きました。 
一巻では中身が別なので目つきが悪かったり、横になっている状態だったりで正面から見れませんでしたが遂に色が付いて正面から見えるようになりました。
どうでしょう? 中身の性別なんて些細な問題と思えるぐらいにはかわいいですね。 イラストレーター様、ありがとうございます!
主人公が一人だけ騎乗して横で歩かされているけど文句を言わない辺りも聖女感出ててポイントが高いです。
割と流されている感は出ていますが自己主張はしっかりとするので成長はしており、これからもそうなっていくでしょう。

・ファティマ
洗脳されて都合のいい女になった。 ビジュアル、待遇の両面で一番ヒロイン感がありますね。
新規でデザインされた旅装はいかがでしょう? 動き易さと高級感が両立していて凄くいいと思っています!
web版通りに進むと相当先までまともな出番がないので、故郷のライアード領の描写に合わせて出番を大きく増やしました。
主人公への執着はそのままですが、洗脳された事で行動指針が置き換わりこうなりました。
ある意味では自業自得の結果かもしれませんが、主人公の行動の後始末や洗脳した者達を押し付けられ続ける事になります。
それでもなんだかんだと有効活用している辺り有能ですね。 

・サベージ
いつもお腹を空かせているアッシー君。 モデルのベースはヴェロキラプトルで可動域を広げる為に腕を大きくしてほしいといった割と無茶な要望に完璧に応えてくれました。
ありがとうございます! 最高です! web版からの変化は特にありません。
二巻ではほぼ移動手段として振舞っていたので、そこまで暴れていませんが特典SSでスポットが当たっているので良かったらそちらを是非!
この時点で性格面では出来上がっていますが成長し、主人に忠実な獣としてマイペースに生きていくでしょう。

・トラスト
若い頃がデザイン化しました。 宿屋という客商売をやっているので、かなりさっぱりした見た目をしています。
先々の設定を踏まえた上で調整したので性格面ではあまり変わりませんが、web版より知識量が増えて色々と教えてくれます。
剣士としての生を諦め、家族を見守って一生を終えるつもりでしたが全てを理不尽に奪われた結果、復讐の為に主人公に魂を売って若返りました。
元々、かなり強かったですが肉体改造を施されたので、聖殿騎士では相手にならないほどの戦闘能力を獲得しています。
ちなみにあの後はオラトリアムに行ってファティマの配下として領の復興に従事しています。

・アレックス、ディラン
聖殿騎士A、B。 仕事だったので斬りたくもないトラストを斬りました。
グノーシスはクビになると入り直せないので、嫌な事でも仕事と割り切ってやります。
教義を信じている訳ではなく、高収入の職業として今の職に就いた職業聖騎士。 両方とも洗脳されて配下になりました。
ちょっと掘り下げましたが、web版からの変化は特にありません。

・トリップレット
テンプレの悪いボンボンでトラストが闇落ちした原因。 首が飛ぶところだけ映ってます。
舞台装置レベルにキャラが薄かったのですが性格の補強の為にweb版に比べると結構、掘り下げました。
実はクリステラを愛人にという命知らずな真似をしようとしていました。 知っている人からすると正気を疑う行動ですね。
掘り下げはしましたが行動から末路までほぼ変わりませんでした。

・パトリック
トラストと同様、デザイン化したラッキーな男。
作品によっては速攻で殺されそうな小物悪役ムーブを決める小太りのおじさん。
web版ではトリップレットと同レベルのキャラの薄さでしたが、他と同様に掘り下げを強化しています。
奴隷を使って搾取する商売を思いつき、この世界基準で言うなら割と成功している方。
自力で成功したという自負もあって、自分より金のなさそうな奴は無条件で見下します。
生活にはそこまで困っていませんでしたが金はあればあるだけ良いといった考えの下、サベージに目を付けて新しいビジネスを開拓しようとして洗脳されました。
軽率ではありましたが商売人としての嗅覚はなかなかのもので、ファティマからの評価は高かったりします。 二巻の後半では割と活躍しましたね。
どうでもいいですが護衛のペギーは一応いましたが、無理に生かして置く必要もなかったので書籍ではサベージの餌になりました。

・土屋 陽介
蜘蛛の転生者。 二巻のボスで最高のデザインから小物ムーブを決める勘違い君。
初期段階で私のイメージする「人型の蜘蛛」の条件を完璧に満たしていたので初めて見た時はかなり驚きました。
発売前にも触れましたが、かなり気に入っています。 ありがとうございます! 最高です!!
web版だとキャラ性、戦闘能力の両面で雑魚過ぎるので、かなり補強をしました。
恐らく二巻で一番キャラを盛ったのはこいつでしょう。 この蜘蛛を一言で表すなら「主人公補正のない異世界転生者」といった感じでしょうか?
言葉が通じないので意思疎通も図れず、異形の姿なので受け入れてもくれない。 そんな状況で感情的に振舞えばどうなるのか?
彼の行動はその結果、もたらされたと言えるでしょう。 序盤である程度、上手に立ち回った古藤との対比として見れば面白いかもしれませんね。 

二巻の範囲ではこんな所でしょうか?
今回は以上となります。 一巻と併せて発売中のパラダイム・パラサイト二巻をよろしくお願い致します。
ではまた。

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