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けん@転生したら才能があった件6巻発売中

  • @ken77777
  • 2022年5月16日に登録
  • 異世界ファンタジー
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  • 5月27日

    ♥1000超えました~

    魔力最低の落ちこぼれ魔法師 ~【ストック】してれば最強魔法師候補。【ストック】なければ並み以下です~ https://kakuyomu.jp/works/16818622172824792950 応援が1000超えました! ありがとうございます! ♥つけ忘れたって人は最初からもう一度最初から読み直すチャンスですw あと数日で一章が完結となります。 最終話は二話分のボリュームとなっていますが、まだ読んでない人は今のうちに。 読んでる人は最後までお付き合いくださいm(__)m 文字付レビューも募集してるので是非に~ あとタイトル迷走中なのでちょくちょく変わるかもしれませんw
    • 2件のいいね
  • 5月26日

    ちょっとタイトル変えてみました~

    魔力最低の落ちこぼれ魔法師 ~【ストック】を授かり無双する~ ↓ 魔力最低の落ちこぼれ魔法師 ~【ストック】してれば最強魔法師候補。【ストック】なければ並み以下です~ 内容に変更はありません
    • 3件のいいね
  • 5月24日

    魔力最低の落ちこぼれ魔法師 追放ざまぁVer 1話目

    実は最初、こんな感じでした 20話、五万字ちょい描いたのですが、無双しすぎてやばいことになったので方向転換w ----- 「フェルディナンド伯。レオン様の鑑定の儀を執り行ってもよろしいでしょうか?」  神父が父に訊ねる。父はゆるりと頷き、俺に優しい声をかけた。 「レオン、お前は今日までよく頑張ってきた。きっと素晴らしいギフトに恵まれるだろう」  鑑定の儀――それは十五の年に授かる、己の運命を決定づける天賦の才を明らかにするもの。  フェルディナンド家は代々、火の力に祝福され、ドラグラス王国の魔法師たちを率いてきた。  例えば父は【白炎】を授かり、その力が発現して以降、父の髪の毛は赤から白になり、炎はすべて白く燃え上がるようになった。  通常の火魔法よりもはるかに強力で、並の魔法師では到底及ばぬ威力を誇る。  当然、長男である俺にも、その宿命と期待が重くのしかかる。  父、兄弟、そして執事が固唾を飲んで見守る中、神父は水晶を両手で掲げ、目を閉じ、ゆっくりと意識を集中させる。 「《ステータスオープン》!」  魔法の詠唱とともに、神父の目がかっと見開かれた。  俺の体の中を覗くような感覚を覚える。 「な、なんだ……このギフトは……」  水晶には、見たこともない古代文字が浮かび上がっている。  どうやら、ギフトは得られたようだ。  というのもこのギフト。皆が授かるというものではない。  五人に一人くらいの確率だと聞いたことがある。 「おい! レオンは!? レオンはどのようなギフトを授かったんだ!?」  神父は一瞬、俺を見つめたあと、困惑の色を浮かべながら口を開く。 「……《ストック》と出ておりまする」 「《ストック》だと!? それはどういう力だ!?」  その場の空気が張り詰める。  皆の視線が神父に集中する中、彼は苦しげに言葉を選びながら呟いた。 「……文字通り、魔力を蓄えることができるようで……」 「で!? それでどんな魔法が唱えられる!?」 「いえ、だから……ストックできる『だけ』としか……」  沈黙が降りる。  皆が求めていたのは、燃え盛る炎の力、絶大な破壊の力――  なのに俺が得たのは、ただ魔力を蓄えるだけの力だった。 「では、私はこれで……」  神父は足早に去った。  一瞬、俺と目が合う。  だが、その瞳に宿っていたのは、ただの憐れみ。 「ち、父上! 僕はこの力を使って――」  言葉を紡ぐ間もなく、父は冷徹に告げた。 「レオン、お前にフェルディナンド伯爵家を名乗る資格はない」  予想していたはずなのに、その一言が胸を|抉《えぐ》る。  もし俺に膨大な魔力があったなら――  せめて、まともに戦えるだけの力があったなら、追放とまではいかなかったかもしれない。  だが、俺は魔法を数回使うだけで魔力が尽き、膝をつく。  この家にとって、俺は足手まといでしかなかった。 「お前がどれほど努力していたか……俺は知っている。魔術教本を読み漁り、いくつもの系統の魔法を覚え、魔法を磨いてきたことも」 「なら――!」 「だが、努力だけではどうにもならんことがある」  父の声が静かに響く。 「レオン、お前がここにいることで、フェルディナンド伯爵家への評価は揺らぐ。それはお前自身が一番よく分かっているはずだ」  ――分かっている。  貴族の世界では、落ちこぼれは存在そのものが家の足を引っ張る。  特に伯爵家ともなれば、周囲の目は鋭く、その一挙手一投足にすら裏の思惑が絡む。  少しの綻びが見えれば、下位貴族たちは虎視眈々と陥れる機会を狙う。  それは歴史が証明していた。  誰かの失態が――誰かの能力が欠如していることが、家そのものの崩壊を招く。  俺がこの年になるまでに、何人もの貴族の子が行方不明になったのを見てきた。  そのほとんどは、その日のうちに始末されていると聞く。  これは、父にとっても苦渋の決断だったのは伝わってくる。  なぜなら、その声は震え、握りしめた拳からは血が滲んでいるからだ。  俺自身、この家を恨むことはできなかった。  追放を言い渡されたというのに、まだ。  父は多方面から早く俺を追放しろと言われていたのを俺は知っている。  その度に父は「鑑定の儀までは様子を見る」と、突っぱねていた。  もし他の貴族の家に生まれていたなら、十五を迎える前に追放……下手すれば消されていたかもしれない。  それほどまでに、俺の魔力は低い。 「ここにいる者全員に告ぐ」  父の声が広間に響き渡る。  震えながらも、その響きは鋼のように硬い。 「レオンは最初からフェルディナンド家にはいなかった。今後会うことも、話すこともない。他言無用。そして――すべてを忘れろ」  その言葉が広間を支配する。  だが、一人だけ、笑う者がいた。  腹違いの弟――クロヴィス。  数日後に鑑定の儀を控える俺の弟が、冷たい笑みを浮かべながら嗤《わら》った。 「だから言ったじゃないですか。穀《ごく》潰《つぶ》しは早めに処分したほうがいいって――」  その瞬間――  パシィィィン!  乾いた音が広間に響き、クロヴィスの頬に父の手形が焼き付けられる。 「クロヴィス、忘れろと言ったはずだが?」  父の低く鋭い声が、広間の空気をさらに凍らせた。  クロヴィスは、じっと俺を睨みつけながら、父に頭を下げる。 「申し訳ございませんでした」  父はクロヴィスの謝罪を確認すると、俺の横を通り過ぎ、広間を後にする。  すれ違った瞬間、上着のポケットにわずかな重みが落ちる。  家族は誰一人、振り返ることなく立ち去った。  クロヴィスは最後まで俺を睨みつけながら、無言で父の後を追う。  その後ろには、クロヴィス擁立を企てていた執事やメイドたち――  まるで俺など存在しないかのように、淡々と背を向けた。  対照的に、俺の傍には誰もいない。  俺の味方は、最初からどこにもいなかった。  魔力がないに等しい俺を擁立しようとする者などいるはずがない。  唯一、味方になってくれたであろう実の母は、俺を産み落とすと同時に息を引き取ったのだから。  取り残された静寂の中。  俺は父とは――クロヴィスとは逆の道を選ぶように、踵を返した。  屋敷の大門が、重々しく閉まる音が背後に響く。  その音が、俺の過去との決別を告げる鐘のように思えた。  だが、それでいい。  いつか必ず、皆を見返す魔法師になる。  その誓いを胸に刻み、俺は歩き出した。
    • 1件のいいね
  • 5月20日

    300followあざます

    魔力最低の落ちこぼれ魔法師 ~【ストック】を授かり無双する~ https://kakuyomu.jp/works/16818622172824792950 300follow達成しました! PVも10.000超えたとか超えないとか……w 一章三十四話、十万字を目安にしていたのですが、 たぶん四十話弱の十三万文字くらいになりそうです……。 どうも文字数が多くなる傾向にあるようで、『転生したら才能があった件5』も、288ページに対して十四万五千字と、ほかのラノベよりかなり多いようです。 一章完結までは毎日更新予定なので、まだ未読の方はぜひ読んでくださいね~ けんでした。
    • 1件のいいね
  • 5月16日

    スピンオフ

    本日『転生したら才能があった件5』 18.000フォロー達成しました! ありがとうございます。 で、今日たまたまスピンオフを描きたくなったので描いてみました。 好評でしたら23章終了後に、カクヨムにて描いていきます。 こんな感じだよってのをチラ見せするので、首をなが~くして待ってくださいw あと、続きを見てやるという方は「いいね」で教えてください ---------------  リスター国立学校の広大な講堂には、期待と緊張がごちゃまぜとなった空気が満ちていた。  新入生たちは息を呑むように壇上を見つめ、その視線の先には、一人の女性が毅然と立っている。  深い藍色のショートヘアが光を受けて艶やかに揺れ、赤縁の眼鏡が彼女の知的な雰囲気を際立たせていた。  俺は、その壇上の一角から彼女を見つめている。  ――リスター国立学校・一年Sクラス、序列第二位。  それが、入学初日に俺に与えられた肩書きだった。  そして今、壇上の中央で新入生代表挨拶を務めているのが、序列第一位――エーディン・アライタス。  整った顔立ちと凛とした佇まい。まっすぐ前を見据えるその眼差しには、力強さを感じる。  赤い縁の眼鏡が彼女の瞳に知性の光を添え、その存在感をさらに際立たせていた。  だが、俺の彼女への第一印象は――冷酷。  瞳を見た瞬間、根拠もなく、そう感じてしまった。  その隣では、小人族のガラールが俺を睨みつけている。  恐らくこいつが序列三位だ。  入学試験ではいくつかの課題を突破し、最後に実技で戦った相手がこのガラールだった。  実技ではすべて勝ったはずだが、結果として俺は第二位。  エーディンとは一度も交わることなく試験を終えたため、彼女の序列が事前に決まっていた可能性すらある。  エーディンの挨拶が続く中、会場の新入生たちは一様に、これから始まる学園生活への期待に目を輝かせていた。  彼女の言葉が終わると、俺たちは各自教室へと向かう。  今年度の一年Sクラスに選ばれた生徒はわずか五名。  それぞれが席に着いたところで、一人の男性が教壇に立った。 「ようこそ、リスター国立学校へ。俺が一年Sクラスの担任、バザードだ。君たちはこの学校に入学するだけでなく、特別なSクラスに選ばれた優秀な生徒たちだ。他の生徒たちは君たちを羨望の眼差しで見るだろう。その期待に応えるべく、君たちには模範となるような生活を送ってもらいたい」  その言葉の一つひとつから、俺たちへの強い期待と信頼が感じ取れた。  しかし、その空気を一変させたのは、あのガラールだった。 「なんで儂が序列三位なのじゃ!? 試験のとき、たまたま赤髪に負けただけじゃ! 最悪でも二位のはず! 貴族だからって贔屓するのか、この学校は!」  怒りに燃えるガラールが、講壇を震わせる勢いで声を張り上げた。  ガラールの言うことも一理ある。  エーディンはリスター連合国、メサリウス伯爵家の長女なのだ。  試験会場であったこともない者が序列一位という事実は、忖度と思って当然であるとは思う。  だが、バザードは一切動じることなく、まるで突き放すように、容赦ない言葉を投げつける。 「お前がエーディンより弱いから。ただ、それだけだ」  その残酷までの言葉は、ガラールの闘争心をさらに刺激した。 「なんじゃとッ――! 貴様! いい加減に――」  ガラールが椅子を蹴立てて立ち上がり、教壇のバザードに向かって突進しようとした――その瞬間。  彼の動きが、突如として完全に止まった。  あまりにも唐突で、あまりにも不自然な静止。 「――っっっ!!!」  驚愕と混乱が交錯するガラールの瞳が、必死に周囲を探る。  体は動かずとも、目だけは恐怖に駆られたように揺れていた。  そして――  彼の前を、音もなく歩む一人の少女の姿があった。  エーディン・アライタス。  その歩みはゆったりと、しかし迷いのないものだった。  右手には銀光を帯びた短刀。  彼女の顔には一片の感情も宿っていない。  赤縁の眼鏡の奥、綺麗な瞳には冷酷さを浮べて―― 「やめろっ――!」  俺が声を上げ、エーディンの凶行を止めようと身を動かした瞬間だった。  彼女の瞳が妖しく煌めいたかと思うと、全身が瞬時に硬直する。  まるで見えない鎖に縛られたかのように、体――いや、指一本すら動かない。  な、なんだこれは……!  魔力……? いや、それ以上の何かに拘束されている……!  必死に身体に力を込めても無駄だった。  そんな俺を一瞥したエーディンは、あくまで冷静に、短刀の腹をガラールの頬に軽く当てる――ぺし、ぺし、と。 「あなたが一位じゃない理由が、よく分かったはずよ」  彼女の声は、まるで教師が子どもを諭すような静けさと威圧を併せ持っていた。  満足したのか、静かに席へと戻るエーディン。  彼女が席に着くと、体を縛っていた見えざる力がふっと解け、俺の四肢は自由を取り戻した。  一体、今のは何だったんだ……?  ガラールも俺と同様に手足を確認し、呆然としながらも異常がないことを確認していた。  しかし――懲りていない。 「貴様ァ! 不意打ちとは卑怯じゃろうが! 正々堂々、真っ向勝負で勝負せい!!」  声を荒げて叫ぶガラール。  そんなガラールを見て、エーディンはため息を漏らす。 「先生? 大人しくさせるためにも、序列戦を行っても?」  彼女に訊かれたハザードは顎に触れながら考えむ。 「そうだな。本来は迷宮試験後だが、特別に認めよう……が、序列戦であれば、序列三位のガラールは二位のアイクにしか挑戦できない。エーディンに挑戦できるのはアイクだけだが?」 「ガラールに挑んでもらっても構いませんよ。束縛眼を使わずとも彼には勝てますから。アイクは無理そうですけど」 --------------- 設定はすべて書籍版設定です。 良かったら書籍買ってくださいね~ 『転生したら才能があった件5』 https://amzn.asia/d/aGEp5og 新作も読んでくださいね~ 魔力最低の落ちこぼれ魔法師 ~【ストック】を授かり無双する~ https://kakuyomu.jp/works/16818622172824792950
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  • 5月14日

    ギフトあざます♪

    楽しんで苦しみながら頑張ります〜w
    • 3件のいいね
  • 5月14日

    ★100突破あざます~

    投降開始から二週間、順調に伸びてくれているようです。 これもひとえに読者さんのおかげ。 これからもよろしくお願いします~ 魔力最低の落ちこぼれ魔法師 ~【ストック】を授かり無双する~ https://kakuyomu.jp/works/16818622172824792950 『転生したら才能があった件5』 https://amzn.asia/d/aGEp5og かなり高評価を得られているようで♪ まだ読んでないという方は是非m(__)m
    • 2件のいいね
  • 5月13日

    フォロワー200人あざます♪

    起きたら 『魔力最低の落ちこぼれ魔法師 ~【ストック】を授かり無双する~』 フォロワー200人超えてました! あざますあざます 一章終わるまでは毎日更新予定なのでよろしくお願いします~♪
    • 2件のいいね
  • 5月5日

    ドラノベ80位♪

    レオンと共に必死に【ストック】しているけんですw 皆さまのおかげで96位→80位になれました♪ こういうお祭りは参加するのが面白いですよね。 考えてみれば『転生したら才能があった件』も様々な賞に応募して落ちまくっていた記憶があります。 たぶん5、6個は落ちたんじゃないかな? 双葉社様の賞に落ちた後、その後に開催されたネトコンで双葉社様に拾ってもらったという過去もw まぁ結局何が言いたいかというと―― 魔力最低の落ちこぼれ魔法師 ~【ストック】を授かり無双する~ https://kakuyomu.jp/works/16818622172824792950 見てください(^^♪ 『転生したら才能があった件5』 https://amzn.asia/d/aGEp5og こちらも好評発売中ですので是非~♪
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  • 5月4日

    95位♪

    ドラゴンノベルスコンテストにも週間ランキングがあったのですねw 公開三日で95位でした~♪ 是非見てくださいね♪ 応援と★★★をお待ちしておりますm(__)m 魔力最低の落ちこぼれ魔法師 ~【ストック】を授かり無双する~ https://kakuyomu.jp/works/16818622172824792950
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  • 4月30日

    新作

    本日から公開してます~ ぜひ見てくださいm(__)m https://kakuyomu.jp/works/16818622172824792950/episodes/16818622172827607812
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  • 4月27日

    5巻発売情報

    『転生したら才能があった件5』 知っている方もいるかもしれませんが、4/30に発売されます! 今回は電子のみの配信となります……しかし、ボリュームは過去最高。 過去13万字くらいだったのですが、今回は14万5000字! 読み応えのある作品となっております! 気になる内容はというと……書影を見ていただければ分かるかとw この巻の名言は、 「そっち……クラリス領……」 です! 是非読んでください! https://amzn.asia/d/aGEp5og
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    • 2件のコメント
  • 2025年2月24日

    発売情報

    お久しぶりです なろうの活動報告では今月からまた書き始めるといった内容を投稿していたのですが、こっちには書いてなくてびっくりしているけんです。 ってなわけでこの章が終わるまでは少しずつ更新していくつもりです。 楽しんでもらえるように……また、自分自身も楽しめるように頑張ります♪ あと、メインの宣伝も。 転生したら才能があった件~異世界行っても努力する~(4) (モンスターコミックス) https://amzn.asia/d/j3CjkLV が明日発売となります。 かなり際どいってか、原作にはないとんでもシーンが描かれているので気になった方は4巻だけでも是非w 新作もちょこちょこ書いているのでよかったら読んでください~ https://kakuyomu.jp/works/16818093076420763738/episodes/16818093076420790643
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  • 2024年12月31日

    拝啓、読者様

    皆さまお元気でお過ごしでしょうか。 更新が滞っておりますが、私は元気です。 右手の痺れが治り、12月から更新を再開しようと思っていたのですが、それも叶いませんでした。 理由は、そう――『転生したら才能があった件』5巻発売が決定したからです! 現在、5万字程度執筆しておりますが、ここで残念なお知らせが一つございます。 力及ばず、第5巻に関しては電子書籍限定での発売となってしまいました。 紙媒体でお買い求めくださった方もいらっしゃると思いますが、どうかご容赦くださいませ。 また、電子版を第1巻から……なんてことは、心の99%でしか考えておりません(笑) ただし、打ち切りではない――らしいので、完結に向けてよりクオリティの高い作品を目指して執筆を続ける所存です。 もしよろしければ、今後とも変わらぬ応援をいただけますと幸いです。 では、皆さま、よいお年をお迎えください。けん。
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  • 2024年9月15日

    4巻発売情報

    表題の通りついに4巻の発売日が決定しました! 知っている方もいると思いますが9/30! なんと私の誕生日に発売となります! ということでSSも描いていたのですが、諸事情によりUPできなくなりました……。 というのもアイクが1年生のときのことを描いたのですが、4巻ネタバレの部分が多くなり断念することにw その気になる4巻ですが、今回も内容がかなり変わっておりますw 大きく変わったのは時系列と海イベントです。 海といえばやっぱりこれ……そしてお約束の……むふふは4巻でお楽しみください。 また4巻も絵が神です! 3巻の絵も素晴らしかったと思いますが、4巻も負けてません。 私から言えることは可愛いは正義です。 というわけで4巻もよろしくお願いします~
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  • 2024年9月2日

    発売情報

    お久しぶりです。けんです。 皆様いかがお過ごしでしょうか。 私は元気?です。 さて実はコミック3巻が8/30に発売されておりました。 脱稿した日と重なり、PCの調子が悪く、本日新PCが届いたので宣伝させていただきます! セクシークラリスがみられるのは現状ここだけです! ぜひ手に取ってください! またkindle限定ではありますが、小説版『転生したら才能があった件 1』が59円で読めるようです。 Kindle Unlimitedであれば3巻まで無料で読めます。 挿絵のクラリスは半端なくかわいいので是非見てください。 その際は★★★★★評価もよろしくお願いします! また小説版4巻もかなり内容が変わっているので、お楽しみに~ (実は私の誕生日に発刊予定) 慣れないPCの設定に苦戦しながらWeb版も書き進めていくので、よろしくお願いします。
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  • 2024年8月8日

    お久しぶりです

    現在絶賛2稿を必死に直しているけんです。 なかなか更新できなくてごめんなさい。 1稿をかなりいい感じに仕上げたつもりなのですが、やはりプロの目は厳しく……w その分、いろいろなことを教えていただいたり、発見できたりと今後の活動にはプラスなので楽しくやらさてもらっています。 発売予定がネットでちらほらと出ていたりするので、だいたいその辺なんだろうなぁと思っていただけると嬉しいです(今のところ私もその日付だと伝えられております) 書籍版ではかなり大きな変更点があるので期待しててください。 Web版の方ですが、書籍関連で8月末まで忙しくなると思うので9月から再開すると思います。 書籍脳なのでWebに戻るのには時間がかかりそうですが(とにかくステータス関連がきつい泣) また進捗がありましたらこちらにて連絡させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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  • 2024年6月2日

    いつも応援してくれる皆様へ

    お久しぶりです。けんです。 『転生したら才能があった件4』発売決定しました! 皆さんの応援もありまして紙媒体、電子ともに発売することができるそうです! 金曜日から4巻のプロット、キャラデザなど進めているところです。 ほとんどの方は知っていると思いますが、Web版と書籍版では話がかなり違います。 ステータスや学校名はもちろん、キュルスが生徒たちに教えたり、就学して早々迷宮に潜ったり、銀行強盗の正体をっちらつかせたり……さらには人形使いと呼ばれる眼鏡っ子先輩まで。 そのため他に割く時間がない、Web版の転才はもちろん、魂の監獄まで更新することができなくなります。もしかしたら魂の監獄のほうは息抜き程度に書くかもしれませんが、転才は書籍脳と混ざるので無理かなと。 また進展がありましたら報告させていただきます。 こんな私ですが、これからも応援よろしくお願いします。
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  • 2024年5月26日

    新作

    皆さんお久しぶりです。けんです。 本日からカクヨムにて『魂の監獄』という新作を投稿してます。 ドラゴンノベルスコンテストに応募(遅すぎる)してるのでよければ見てやってください~
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  • 2024年3月19日

    書籍3巻発売情報

    お待たせしました。 3/29『転生したら才能があった件3』が発売されます! 今回はSSなしですが、ページ数は過去最多。 ってか削りに削って13万字弱。 扉絵も挿絵も最高。 特に迷宮試験のラストの挿絵は想像以上のがきました! お買い求めはこちらから amazon.co.jp/dp/B0CRVWB2CG ちなみに紙媒体で買っていただけると、続巻しやすいらしいので、できることであれば……w 特に今回は電子限定がないので是非この機会に♪ よろしくお願いします!
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    • 2件のコメント
  • 2024年2月25日

    発売情報

    こんにちは。 『転生したら才能があった件』 作者のけんです。 Web版の更新が滞ってしまいごめんなさい。 リアルが繁忙期な上に退職者まで出る始末。 しかも書籍化作業も重なってなかなか手が回らないという状況です。 完結はさせるのでどうか安心してください。 それとは別にご報告があります。 『転生したら才能があった件 ~異世界行っても努力する~ 2 【コミック】』 2/29に発売となります! とにかくかわいいクラリスを是非見てください!
    • 8件のいいね
  • 2023年12月24日

    お知らせとお詫び

    メリークリスマスイブ! 今夜は皆さんにお知らせとお詫びがありますm(__)m まずはお詫びから。 活動報告、近況ノートでカクヨムコン9に参加すると言いましたが、あれは流れてしまいました。ごめんなさい。 なぜ流れたかといいますと、お知らせの内容と被るのですが……。 この度、『転生したら才能があった件』3巻の発売が決定しました!!! 明日より書籍化作業に移ります! (本日編集さんに3巻プロット提出しました) それに伴ってWeb版の更新が滞ってしまいます。次回更新予定は12/31ですが、どうなるかは分かりません。 とにかく今は書籍の内容を思い出さないといけなくて、昨日から1巻を読み返していますw 書籍を読んでいただいた人には分かると思いますが、3巻は完全書き下ろしです! 受験結果が変わったり、クラスが変わったり、制服の色が変わったり、出てくる人が出て来なかったり、担任が変わったり、新たな迷宮があったり、死ぬ人が死ななかったり、マルスが無双するかもしれないし、しないかもしれませんw 1つ言える事は、このような報告ができるのも読んでくださる皆様のおかげです。 これからも全力で執筆に取り組んでいきますので、これからもどうぞよろしくお願いします。 けんより。
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  • 2023年11月18日

    お知らせ

    こんにちは。けんです。 今日は『転生したら才能があった件』の今後についてお話させていただきます。 結論からいうと、この章が終われば、あと3章と1話で完結となります。 え? と思ったあなた。 当初の予定では全18章+1話だったのです。 いろいろあって延びましたが、あと少しで完結する運びとなりました。 ですが最近、最終話まで書きたくない病にかかってまして……。 あーこれ書いたらもう終わりかぁとか思っているとなかなか筆が進まないのです。 あれだけ最終話を書きたかったのにおかしいですよね。思い入れが強すぎるのかなw 筆が進まない分、他作に浮気をしようと思ってますm(__)m なろうの短編で出した『クロフォードの逆襲』ですね。 でも完結はさせるので安心してください。 最期はおそらく10000字~15000字。その前が2000字。そのまた前が5000字くらいで、 この3話は同日同時刻に投稿する予定です。 投稿頻度は遅くなると思いますが、これからもよろしくお願いしますm(__)m
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    • 3件のコメント
  • 2023年10月29日

    お久しぶりです。

    小説家になろうにて、新作の『クロフォードの逆襲』(1話のみ)を投稿しました。 この作品はカクコン9に出そうとしている作品です。 こちらに投稿する時は、なろうでの反省を生かして改稿した物を出すつもりです。 よければ見にいってやってください。 よろしくお願います。
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  • 2023年9月29日

    本日発売!

    第10回ネット小説大賞金賞受賞作 『転生したら才能があった件 ~異世界行っても努力する~ 2』 本日発売となりました! 各レビューサイトに感想を残していただくと、それだけクラリスたちの制服姿が見られる可能性が高くなります! さらにここに残していただくと、私のモチベーションにも繋がります! どうかよろしくお願いします。
    • 7件のいいね
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  • 2023年9月23日

    メロンブックス様特典 書き下ろしSSペーパー

    メロンブックス様限定SSの件で何日か前に質問をいただいたのですが、予約して届く商品に限定SSが付くかどうかは、メロンブックス様にお問い合わせくださいとのことです。 『誕生日』 クラリスの行きたい所へ行くことになった3人。 行きたいところとは? そこで待ち受ける『もの』とは? 1巻はいつのまにか終売になっていたので、お早めにお買い求めくださいm(_ _)m
    • 4件のいいね
  • 2023年9月12日

    転生したら才能があった件 2巻情報

    お久しぶりです。けんです。 早速ですが、2巻の情報公開OKとのことなので、報告させてください! 9/29日(金)双葉社様から 『転生したら才能があった件 2』が発売されます! 内容の方は1巻同様にWeb版とかなり変わってます! 特に全巻共通の『短編』は絶対に「えっ!?」ってなります! 続きが気になって夜も眠れないはずです!w また、挿絵も最高です! カバーイラストのエリーはよそ行きエリーですが、挿絵のエリーは……♪ サーシャの目もたまらんです! そして今回も短編とSSを用意してます! 全巻共通短編 『手紙』 電子書籍限定SS 『リスター国立学校』 メロンブックス様限定SS 『誕生日』 あれ? なんかタイトルおかしくない? と思う人もいるかもしれませんが、察してくださいw Web最新話まで見ている方でも楽しめる内容になっているので、是非手に取ってください! よろしくお願いします!
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  • 2023年8月30日

    コミック本日発売!

    『転生したら才能があった件』 コミック1巻本日発売です! 素敵なPVを作ってもらい、Twitterにアップしてます。 まだ見てないという方は是非見てください! よろしくお願いします!
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  • 2023年8月26日

    8月30日 コミック発売!

    8月30日 がうがうモンスター様より 『転生したら才能があった件』 コミック1巻が発売となります! 漫画:パクパク先生 キャラクター原案:竹花ノート先生 原作にはない描写が随所にちりばめられているので、手に取っていただけると嬉しいです! よろしくお願いしますm(__)m
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  • 2023年8月15日

    700万PVありがとうございます!

    お久しぶりです。けんです。 表題のとおり700万PVを達成しました! これも読者の皆さんのおかげです。 さてなぜこんな時間に近況ノートを更新したのかというと、ついに2回目の改稿が終わったからです。 数分前に編集さんに改稿分を送りました。 1巻を読んでいただけた方は分かると思うのですが、2巻は1巻以上に変更点があり、新要素も出てきます。 1つ言えるのはあるキャラクターがめっちゃいい味出してます♪ また報告できることがあったら更新しますので、これからもよろしくお願いします!
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  • 2023年7月13日

    カクヨムよ! 私は帰ってきたぁぁぁあああ???

    ご無沙汰しております。けんです。 え? 誰だって? 2か月も更新してないからもう忘れたよって? ごめんなさいm(__)m いろいろトラブルがあり改稿作業が大きく遅れてしまいました。 ですが安心してください! 履いて……Webの連載を再開します! というのも、まだ改稿作業は終わっていないのですが、書籍版のステータスを弄ることはもうないと思うので、Web更新できるだろうと予想しています。 (ステータスを弄るとパニックになるから並行してできない) 遅くとも月曜日には更新できると思うので皆さんよろしくお願いします!
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  • 2023年6月21日

    コミック版連載開始!

    皆様いかがお過ごしでしょうか。毎日改稿作業に追われているけんです。 まずは現在の私の改稿作業の進捗からお話しさせてください。 えぇ。とても難航しておりますよ。 とくに最初の方はweb版使ってないですからw まぁ元々2巻は2か月くらいはかかるだろうと私も編集さんも思っていたので予定通りといえば予定通りなのですが。 さて本題に移らさせていただきますと、表題のとおり、 6月26日がうがうモンスター様にて『転生したら才能があった件』1話が公開されます! また8月30日にコミック1巻が発売となります! 詳細が分かりましたらTwitterにて発表します(ここで乗せていいのか分からない) ちょこっと見せてもらいましたけど、原作にはないくすりと笑えるシーンもあり、面白いです! コミック版の方もよろしくお願いします!
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  • 2023年5月14日

    第370話 ざわつく胸中(プランA)

    2032年4月28日14時 「やっぱりザルカム王国に入ると魔物の数は増えるわね」 「そうだな。でも去年と違って今年は安心して見ていられる。アリスも強くなったし、カレンがハチマルをテイムしてくれたおかげでエリーの負担も減ったしな。ハチマルの加入はデカかったな」  魔物と戦っているアリス、ハチマルの姿を見ながらクラリスの言葉に答えると、ハチマルの事を褒められたカレンが笑顔を見せる。  ザルカム王国に入国してから魔物とかなり接敵するようになったので、俺が外に出ると、それに合わせて【黎明】女子全員馬車から降りる。  クラリスたちが外に出ると当然ブラッドとコディも外に出てくる。  今日は西リムルガルドから近い東リムルガルドに泊まる予定だからいいが、明日からはかなりの時間移動するからしっかりとローテーションを組まないと、いざ何かあった時にみんな疲れてますでは話にならないから考えないとな。  東リムルガルドに着くと大分街が復興していた。  復興? 何の事? と忘れてしまった者の為にも説明しておくが、ここは一昨年魔物によって落ちたが、去年ヒュージたちが取り戻したのだ。俺が補修した街門や街壁もしっかりとまだ雷の紋章を残している。  西リムルガルドとは違いこの街で俺たちの事を覚えている者はいなかった。結構補修作業を頑張ったんだけど、考えてみれば誰にもバレないように補修作業をしていた気がするから仕方ないといえば仕方ない。  街にも人が戻ってきており、何よりも冒険者らしき者たちをかなり見かけるのだが、ザルカム王国にあまりいい印象がないせいか、冒険者の顔もみんな悪人面に見えてしまう。  まぁそんな悪人面に見えてしまう冒険者たちよりもブラッドの顔の方がよっぽど怖いのだが。  この街ではクラリスたちは馬車の中に入ってもらっている。西リムルガルドと同じように外を歩いてほしいのだが、治安が悪そうだから仕方ない。  宿を取り俺とアイクの2人だけで冒険者ギルドに向かう。アイクが外に出るといつも一緒にお供をするサーシャ、バロン、ミネルバにも念のため宿で待機してもらう。  冒険者ギルドに入ると西リムルガルド以上に冒険者でごった返していた。  強面冒険者たちの好奇な視線を集めながらギルドの職員に聞こうとしたのだが、受付にいるギルド職員は1人でその職員には多数の冒険者が群がっている。まだまだ復興途中という事もあって職員を派遣出来ていないのかもしれない。  さすがにこの状況では職員に聞くことが出来ない。  俺たちのクエストはあくまでもグランザムに行き、人族と魔族の仲介だ。ここで割り込んだりして問題を起こすのも馬鹿馬鹿しい……と思っていたのは俺だけでアイクは違った。 「俺はB級冒険者のアイクだ! 皆に聞きたいことがあるがいいか?」  騒がしかった冒険者ギルドが静まり返り、アイクが右手に掲げたミスリル銀の冒険者カードに釘付けとなる。  この紋所が目に入らぬかクラスの効果だ。 「もう一度聞く! 質問に答えてもらいたいがいいか!?」 「あ、ああ……」 「お、おう」 「マジでB級かよ」  反応は様々だったが皆アイクの言葉に耳を傾ける。 「最近不審なクエストを受けて行方不明になった者が続出しているという話を聞いた! 同じ様な事を知っている者はいないか!?」 「ぼ、冒険者ではねぇですが、ちょっと遠くへ行ってくると言っていなくなった者が何名か……」  道端で会ったら絶対に目をそらして、道を譲ってしまうような強面の冒険者が、アイクに対して恐る恐る答える。  強面の男が答えたのを皮切りに次々と同じような話が寄せられる。  行方不明になる前に依頼人やクエスト内容を聞いたところ、皆口をそろえて、依頼人は言えないと答え、クエスト内容を聞こうものなら決まって「ちょっと遠い所へ行ってくる」とだけしか言われないようだ。  これ以上の収穫はもう見込めなかったので、宿に戻って明日に備える。 2032年5月14日13時  東リムルガルドを発ち、グランザムへ向かいながら、通過する街の冒険者ギルドに顔を出し、行方不明者の情報を聞くが一向に手掛かりはない。  アイクもわざわざ遠回りして他の街まで聞こうという気はないらしい。  予定よりもかなり早い時間にバーグッドの街に着いてしまい、次の街を目指そうとしたのだが、ミーシャのたまにはみんなでお酒を飲みたいという強い要望を受けることにし、今日はこの街に泊まることにした。  ずっと張りつめていたからな。ミーシャだけでなく他のみんなも息抜きをしたがっていたし、俺自身もたまにはこうして肩を並べて飲みたい。 「かんぱぁーい!!!」  ミーシャの掛け声とともに真昼間っからレストランで酒宴が始まる。  だがこうやって昼から飲んでいるのは俺たちだけではなく、他の冒険者たちも楽しそうに飲んでいる。 「今日は浴びるほど飲むぞぉ! マルス! クラリス! アリス! 私の介抱は任せた!」  いきなりの酔いつぶれる宣言……ミーシャは自分でどうにかしようという気は一切ないらしい。  だがこのミーシャの大きな声に反応する者がいた。 「も、もしかして剣聖のマルス君と聖女のクラリスちゃんか!?」  俺たちの近くで飲んでいたガタイのいい30台後半くらいの男が俺とクラリスに声をかけてくる。声が聞こえた方に顔を向けると 「やっぱりそうだ! マルス君とクラリスちゃんだ! こんなに大きくなって……しかも2人とも仲睦まじく並んでいる姿を見ると……」  話しかけてきた男が目頭を抑え涙を堪える。  クラリスの事を聖女と呼ぶ者はグランザム出身者しかいない。 「グランザムの方ですよね? 僕たちはこれからグランザムに行こうと思っているのですが……」 「グランザムに!? 行けるのか!? もしも行けるのであれば、俺も一緒に連れて行ってほしい!」  今まで泣いていた男が急に大声を出して同行を求める。行けない理由なんてあるのか? もしかしたら|魔物大行進《スタンビード》でも起こったのか? 「どうしてグランザムに行けないのですか?」  俺の質問に落胆した様子で男が答える。 「知らないのか……1か月前くらいから急にグランザムへ続く道が全て封鎖されてしまってな。俺もグランザムに戻りたいのだが戻れないんだ。その後色々あってここまで戻ってきたのだ」  男の言葉に思わずクラリスを目を見合わせる。 「詳しくお聞かせ願いませんか? 封鎖というのは障害物が出来て封鎖されているのですか? それとも魔物? または人為的な物ですか?」 「人為的な物だ。なんでもグランザムだけでなくビートル伯爵領の治安が著しく悪化しているとの事で封鎖されてしまっ……」  クラリスの質問に男が答えていると、男の視線がある人物を捉える。 「き、貴様は……ダメーズだろ! なぜおまえがここに居る!?」  今まで穏やかに話していた男が急に激昂し大声を出す。大声に驚いた他の客たちが何事かとこちらを注目する。 「すまなかった」  ダメーズが席を立ちその場で頭を下げたが、男は構わずダメーズへ罵声を浴びせながら近づく。  男を止めようと席を立とうとすると、サーシャに手で制される。席を立ち上がろうとしたのは俺だけでは無かったが、みんな同じようにサーシャに制された。アイクですらもだ。  男の拳がダメーズの顔を捉えるとダメーズは踏ん張る事が出来ずに後方に倒れ込む。男は更に追撃をしようとマウントポジションを取りにかかるが、それをサーシャが遮る。 「すまないが、1発は過去を鑑みて静観していたが、これ以上私の奴隷に手を出すことは許さない。これ以上を望むのであれば、まずはB級冒険者で【風王】の私が相手になろう」  サーシャの脅しは相当効いたのだが、男が構わずダメーズを殴ろうとしたので 「申し訳ございませんが、ここにいるサーシャもダメーズも僕の大切な仲間です。これ以上手を出すと僕とも拳を交えることになります。僕はあなたと拳を交えたくはないのでどうかお引き取りを願いませんか?」  サーシャの前に俺が立つと、男は項垂れながら 「……すまなかった。こいつを慕っていた時期もあってかどうしても許せなくて……」  と言い、俺たちや他の客に向かって頭を下げてから店を出る。 「ちょっとダメーズを治療してくるからみんなはまだ飲んでて」  サーシャがダメーズの手を引いて店を出ようとすると 「バロン、ブラッド、悪いが2人を宿まで送り届けてくれないか? その後また戻ってきてくれ」  アイクがバロンとブラッドに言うと2人は急いでサーシャとダメーズの後を追う。  ブラッドとコディにしなかった理由は単純にこの2人だと余計な厄介事を持って帰ってきそうだからと配慮しての事だろう。 「ちょっと変な空気になったが、こうやって飲めるのは今日だけだ。気を取り直して飲みなおそう。グランザムの件は明日考える。とにかく今日は心身共にリフレッシュだ」  アイクの音頭で飲みなおすことにした。 2032年5月14日20時  早くから飲んでいた為、すでに皆明日に備えて寝ている。起きているのは俺と隣で横になっているクラリスだけだ。 「ごめんね。なんか私につき合わせちゃって」  何のことかと言うと、昼間クラリスは最初の1杯しかお酒を飲んでなく、それ以降はお酒に似せた飲み物だった。俺もそれに気づき、クラリスと同じものを頼んでいたのだ。 「いや、俺もクラリスとのこの時間が一番好きな時間だから」 「ありがとう。気になる事が色々あり過ぎて……」  一瞬微笑んでくれたが、すぐに天使の笑みは物憂さげな表情へと変わっていく。 「ああ、俺もだ。グランザムの治安が本当に悪化しているのか、それとも何者かが意図的にグランザムを隔離しようとしているのか……」 「ビートル伯爵の事だから治安が悪化とは考えにくいの……尤も外的要因で治安が悪化しているのであれば頷けるのだけれども……」 「そうだな。騎士団長のブレアさんも頼りがいがある人だったし、皆ビートル伯爵を慕っていた。あのメンバーがいて治安悪化というのは考えも使いないよな」  いつもクラリスと考える事は同じだ。 「うん……それとね……グランザムと同じくらい気になる|人《・》がいるの……」  もしかして俺と同じ不安を抱いているのか? 「ねぇ……たまたまよね? 嘘だよね? だってあの時あの人……私義兄さんにも言えなくて……」  大粒の涙を流しながらクラリスが声を震わせる。  やはりあの時の言葉は俺の聞き間違いや記憶違いでは無かったらしい。クラリスはここでも俺と同じことを考えていた。  クラリスの顔を胸に抱き寄せ、クラリスの震えを必死に抑える。  ふと俺の頭にその時の光景が蘇る。 「ちょっと遠くへ行かねばならんのじゃ」と言い残して陽気に俺たちの下を去ったドワーフの姿を。
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  • 2023年5月14日

    600万PV達成!

    表題の通り600万PV達成しました! ありがとうございます。 さて、本日投稿する予定ですが、同時に370話(プランA)も近況ノートに投稿します。 最初はこちらを投稿する予定だったのですが、展開が読めてしまうと思って、現在の370話にしてありますが、416話を理解するためには、必要かなと思いまして……。 今後も『転生したら才能があった件』をよろしくお願いします。
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  • 2023年5月5日

    投稿頻度

    お久しぶりです! けんです! GW真っ只中、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 私は久しぶりに執筆する時間が取れて、楽しく書いてます♪ 今日を含めてあと3日ですがGW中だけでも毎日投稿をと思っています。 なぜならGWが明けると、書籍化作業が始まるからです。 ここまで見て頂けている読者さんであれば、きっと書籍の方を買っていただいていると思いますが、書籍とWEBでは相当違います。 編集者さんには2巻の赤ペン(修正箇所の指摘)意味ありますか? と言われるほどです。 まぁ設定が違い過ぎるから、赤ペンだらけになると思われ、ほぼ1から書き直しということになりそうです。 個人的にはキュルス戦でチュートリアルが終わりって感じなんですが……ここだけの話、書籍版だけの新要素を取り入れようと画策していて、いきなりそれを提出するつもりです。 なんと言われるか今からちょっと怖い……。 現在20章の中盤まできていますが、キリのいいところまでは書きたいと思っています(文字数的には終盤だけど濃いイベントが2つ続きます)が、締め切りがあるので更新速度は遅くなると思うので、ご理解のほどよろしくお願いいたします!
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  • 2023年4月2日

    書籍発売記念SS

    タイトルのように書籍発売記念SSを投稿しました! 本当は近況ノートに載せたかったのですが、ルビが振れなかったので36話と37話の間に 『厨二マルス』 を割り込ませています! 書籍版設定でステータスや魔法も変わっているのですが、それでもいいよという方は是非見てください!
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  • 2023年4月2日

    テスト

    |未来視《ビジョン》
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  • 2023年3月29日

    書籍化情報

    【第10回ネット小説大賞『金賞』受賞作】 転生したら才能があった件 ~異世界行っても努力する~ 明日3月30日発売となります。 メロンブックス様で購入すると、 メロンブックス特典 書き下ろしSSペーパーがついてきます。 https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1679090 先着順のため、お早めに! また電子書籍でお買い求めいただくと、 電子限定特典SS、ファーストインプレッションが見れます! たくさん売れれば、クラリスやクラリスやクラリスの制服姿が見られるかもしれないので、是非手に取ってくださいm(__)m Twitterやレビューサイトに面白かったと投稿していただければ、とても励みになりますので、良ければお願いします!
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  • 2023年3月12日

    発売情報!

    ようやくこの日がきました! 第10回ネット小説大賞金賞受賞作 『転生したら才能があった件』 3月30日に発売決定です! イラストは竹花ノート先生に描いてもらいました! 電子書籍版とメロンブックス様で買うと特典SSがつきます! 是非手に取っていただければと思います!
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  • 2023年2月11日

    近況報告とお礼

    お久しぶりです。けんです。 まずは本日ブクマ1万超えました。 休載していた時期もありましたが、支えてくれた皆さまのおかげです。 本当にありがとうございます。 さて昨日の投稿で小説家になろうと同じ所まできてしまいました。 なので本日は小説家になろうと同じ20時に投稿する予定です。 今回は試しに同時投稿しますが、私の場合は誤字脱字が多いため、なろうの読者さんに訂正してもらい、その直したものをカクヨムに投稿していたため、今回は誤字が多いかもしれません。 直すのも大変かもしれないので、試してみて大変だと思ったらなろうを先行させるかもしれないので、その辺はご了承ください。 また、現在なろうの方では週に1回の投稿しかできてません。 それは3月まで続き、今日から当分投稿できない恐れがあります。 なぜかというと……今日書籍版の最終校正が届いたからです! ようやく……ようやくここまで来ました……が、まだまだ書籍化するためにはやらないといけない事があります。 そしてその締め切りが色々迫ってきているのです。 発売日まであと僅か(自分もまだ知らされてません)? だと思うので、ご理解の程お願いします。 それでは20時に!
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  • 2023年1月14日

    新年あけましておめでとうございます

    だいぶ遅い挨拶になってしまい申し訳ございません。 さて休載していた『転生したら才能があった件』ですが、明日からまた投稿を再開します。 現在1月31日分まで予約投稿をしましたが、今回は1日1回、18時の投稿となります。 20章は今までで一番長い章となりますが、お付き合いいただければと思います(ちなみになろうでもこの章は終わってない……というかまだ序盤です) 書籍化のほうにつきましても私のほうからはまだ公表できることがないのですが、ネットではいろいろ載っていたりもしますので興味がある方は是非見てくださいw 本年も応援よろしくお願いします。
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  • 2022年12月21日

    近況報告

    皆さんお久しぶりです。 投稿もできず、コメントの返信もできず申し訳ないです。 ただいま絶賛リアルが忙しくなかなか書けない状況です。 投稿再開までしばらくお待ちいただければと思いますm(__)m
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  • 2022年11月8日

    投稿再開

    明日の6:00からまた更新を再開します(*´▽`*) 先ほど公開設定を間違えて304話をあげてしまったのですが、下書きに戻させて頂きましたw すぐに戻したのに3名の方に見ていただいたようで、申し訳ないです。 よろしくお願いします。
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  • 2022年11月7日

    近況報告とお礼

    昨日フォロワーが9000人超えました! 休載しているのにもかかわらず、フォロワーがどんどん増えて行ってとても嬉しいです。 Twitterの方では何度も書いているのですが、先週の土曜日からコロナに感染してしまいました。 最近増えているとの事なので皆さんもお気を付けください。 連載自体は今週中に再開できればなと思っております。 よろしくお願いしますm(__)m
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  • 2022年11月2日

    休載のお知らせm(_ _)m

    現在書籍化作業が難航しており、改稿してからの投稿ができない状態です。 小説家になろうの方も374話を最後に更新が止まってしまっております。 1週間〜10日くらい休載後302話(カクヨム版)を投稿すると思いますのでしばらくお待ちください。 よろしくお願いしますm(_ _)m
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  • 2022年10月25日

    必ず17章読了後にお読みくださいm(__)m

    恒例のやろうと思います。 実は16章終了時にも書こうとしたのですが、ネタバレがひどすぎて消しましたw さて、この17章ですがなんと……今年の1月の時点では全く構想になかったです! 正確に言うと本日投稿した286話の『君想う心』以外全て今年の1月時点では書くつもりがなかった話です。ズルタンもゲドーの末路もプロットになかったです。 そして『君想う心』は次章のラストで書くつもりで結末は違ったものとなっておりました。 さて、287話のあとがきに書いたのですが、もしかしたら更新が止まるかもしれません。 理由はちょっと?荒れた回がありましたので、再度推敲をしようかなと思っております。 カクヨムでの更新を辞めるという事ではないので安心してください。 この作品を読んで良かったなという方がいれば是非★★★、応援コメントをお待ちしております。 それではまたm(__)m
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  • 2022年10月18日

    公開設定ミス(´;ω;`)

    また予約投稿を間違えてしまいまして272話の前に273話を出してしまいました(´;ω;`) 今272話を公開したので272話を見て頂ければと思います!
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  • 2022年10月12日

    フォロワー8000人!

    表題の通りフォロワー8000人ありがとうございます。 カクヨムの投稿もついに100万字超えました! もうなろうまで40万字しかないw 問題の17章、18章と続きますがお付き合いくださいm(__)m
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  • 2022年10月8日

    必ず15章読了後にお読みくださいm(__)m

    さて15章が終わったので書こう思います。 実はこの章以降かなり初期の構想から変わっております。 (初期と言っても11章書いていた頃です) 漠然とできていたプロットでは、この15章はもっと長くなる予定で、現在なろうで書いている20章の一部もここで書くつもりでした。 またコディはここで出すつもりはなく、ある人物とかなり激しい戦闘をする予定だったのですが、理由あって変更しました。 今となっては良かったと思いますが、当時は相当悩んでました。禿げるかと思うくらい悩みましたw それだけ悩みぬいた作品ですので、ぜひこれからも読んで頂ければと思います。
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  • 2022年9月30日

    予約投稿間違えました。

    12:00に予約投稿していたらしく今236話を投稿しましたm(__)m
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