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『ジャンクフィクションシリーズ』 3話&4話裏話

※この近況ノートは、『ジャンクフィクションシリーズ』(https://kakuyomu.jp/works/16818792440269803304)の第3話と第4話を読んでから読まれることをお勧めします。
 前回と同じ流れなので、分からない方は前回の近況ノートをお読みください。

 まず、第3話はブラックジョークというか皮肉ですね。
 息子に執拗に勉強を迫る毒親が「親ガチャ失敗」と言われたが、その親もまた「会社ガチャ失敗」だったという……。
 不幸の連鎖というか、本人たちにとっては笑える状況ではないですが、それをどす黒い物語にしてみました。
 しかし、中盤の父親の会社の状況からブラック企業であることはすぐに察した方も多いと思います。もちろんオチも。
 こういうブラックなオチも掌編の醍醐味だと思うのですが……どうでしょうか?

 次に、第4話。これは「もの悲しいホラー」を目指しました。3話と同じく「父親」が主役ですが、方向性は全然違いますね。
 これも中盤辺りから、いえ早い方は序盤で気付くかもしれませんね。
 もっとも、どんでん返しというよりも、もの悲しさを感じていただければ幸いです。
 周囲の人間の大半が気付いていて黙っていますが、気付いたら津田は……おそらく生きてはいけないでしょうね。一生幻覚に囚われている方が、彼にとっては幸せかもしれません。たとえ周囲から見たらどれだけ哀れであっても。
 ちなみに、名前は三重県の地名から取っています。ネーミングセンスが壊滅的なので。

 また、機会があればこちらに作中には書けないことを書かせていただきます。
 皆様の暇つぶしにでもなれば幸いです。

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