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KAC2024参戦2

所要時間3時間10分、文字数7105(執筆ツールカウント)。
お題「住宅の内見」が無事完成しました〜。

暗殺者ルーファスと深夜の来訪者
https://kakuyomu.jp/works/16818093073176009868



今年は長編「Xデーまであと15日。」を舞台にすると決めたので
できるだけそれ縛りで頑張ります。
で、「住宅の内見」てぇwwwと笑いましたが、
なんとかまぁ、元々あった短編の構想に
導入の形で上乗せして、
完成させることが出来ました。

貴族のリオンが突然ルーファスの家にやってきて、
好き放題するというお話は元々書いてみたくて。
で、本当はもっとリオンに暴れさせたかったのですが
「今回は気楽に短めに」と決めたので
あまり長くしすぎず(それでも7000字……)
ほわっとした空気感のままシメとなりました。

二人は年が近いこともあり、
普段は離れて暮らしていても
身近なライバルなのだろな〜と
微笑ましく思っております。



それと、リオンとジェロームの関係。
本編ではエメリヒ/ゲーアハルトという
偽名の方を多用しましたが、
作者的には本名の方に愛着があります。

この、二人の捻れた親子関係、
すごーく好きで。
短編にぶちこむ情報量じゃないんだよなぁ……
と思いつつ、ええい自己満足!と
どばんとぶっこみました。
わかりにくかったらすみません。

血縁的には叔父甥。
表向きには親子。
そんな二人が貴族の仮面を被って
日々「それっぽくなるように」暮らしている。
生まれた時から「その環境」に居るので
慣れてるっちゃ慣れてるけど、
本当は「別に貴族じゃなくても良かった
はずなんだよな……」と親子共々思いつつ。

使命とか。伝統とか。先祖の想いに応えるため
今日も嘘をつき続ける。
そんな人たちです。

血が繋がらないことをお互い知っている。
でも育てたし育てられた。
愛も憎もお互いあって、それでも離れられなくて、
んん〜〜、こういうのエモいな〜〜と思います。



異母兄弟と、義理の親子。
2つの関係が絡み合うこのお話、
ホント、短編には見合わない内容なのですが……

まぁ、リオンが城下町遊びを楽しんでくれて
それだけで充分良かったかな、などと思うのは
作者の贔屓目ですね。
次のお題はもっと表現しやすい
スキッとしたものになることを祈ります。
そして、これ以上難解なのは勘弁してよ……
というのが本音ですが……

どうなることやら。

次のお題が楽しみです。
次、難しすぎたら放棄する気満々ですが!
来るなら来いやぁ!

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