ウェイン・アポカリプス更新しました。
「第213部分 神話の中に」
ウチにも「冒険者ギルド」ってのはあるのですが、それは他の人の作品のものとは大きく違います。
ここは単純に依頼主と個人事業主を繋ぐ「派遣会社・仲介屋」なだけであり、別に強さ等を保証しません。つまり。能力の可視化…『ではない』んです。
皆は「ギルドに所属」しているわけではありません。ただ「個人事業主」が集まっているだけです。そもそもギルド側も色々な権限を持ってませんし、能力査定もわりとガバガバです。
最低限の「能力」の査定は実技でやりますが、各分野の最大の「LV10」って、英検4級~2級みたいなもんで。要するにそこまで行っても「一応駆け出しじゃない」くらい。それ以上はギルド側も何も関知しません。
これらはただ単に書類審査の都合なだけで(高卒、大卒みたいな)、例えばウェインやタニアみたいに『異名・二つ名』があればそこまで重要じゃないです。試験で手間暇とかおカネかかるし。
ただギルド側が仕事の依頼者に「お客さん、やっぱ「LV10」あったほうがハズレは少ないですよ」と働きかける営業活動は多いです。
そして資格者には「やっぱLV10あったほうが書類審査で通りやすいッス!」と勧誘してるわけです。ギルド側も試験料の収入が欲しいので。
国を超えるとLVが一律で「-2(?)」だかになるのも、試験料と飛び級できなくするためで、その他の理由はないです(要するにその国でカネを落として欲しいという理由だけ)。
ギルドの存在は各種(情報を含む)サービスの対価、お酒などの色々な卸、国からの補助(訓練、集団の把握、兵員を動員などができるため)、そして試験料などで賄われております。
ちなみにウェインは「魔法学院の就職課のほうがいいだろ」ってんで全て「LV0」のまま。別に関わってなくても生きて来れたし、今後もあまり関わる気がないため。