まず最初に。今回、更新までの期間が大きく空いちゃってごめんなさい……。
作者は各話ごとのPV数が見られるんですけれど、休止中はいつも、その時点での最新話のPVだけがぐっと増えるんですよ。
これって多分、更新が来ていないかと最新話を見に来た読者さんの数なんですよね。さすがに申し訳ねえ……。
せめて次はもうちょっとテンポよく、と思いつつ、まだちょっと手元がばたばたしちゃっているので、9章の更新までまた少し空く想定です。
本当に、本当に気長にお付き合いいただければ幸いです……!
※毎度毎度のお知らせにはなりますが、拙作は書き溜めてから連続投稿するサイクルで連載しています。書き終わった話から投稿するスタイルだと、私の実力では話がまとめきれなくなっちゃうので、ご了承いただければ……。
それと書籍版について。おかげさまで大変好調です!
Xなり読書メーターなりで、こんなにいいのかってくらいご感想を頂いてしまっています。
いやあの、こんなにいっぱい感想もらっちゃって、本当にいいんですか……? ご家族人質に取られてたりしませんよね?
これまでも何冊か本を出してはきましたが、ここまで反響があったのは初めてです。本当にありがとうございます……!
少し長くなってしまいましたが、最後に裏設定(という名目で好き勝手に語るやつ)を置いておきます。
性質上、ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
それでは、ありがとうございました。良いお年を。
・白石楓
(・w・)
とても強くなりました。コミュ力もちょっと上がりました。代わりに何かを失いました。
家にほとんどモノがないタイプですが、自室の片隅にねこのきぐるみが増えました。たまに一人でねこさんヘッドを被ったり脱いだりしています。
・リスナーたち
一ヶ月ぶりの復帰&水着配信にはしゃいでたやつら。
白石さんが水着を恥ずかしがって隠れていた時は、リスナーはリスナーで反省会をしていました。やりすぎた自覚はあったようです。
・青灯すず
たゆんたゆん。あるいは、ばるんばるん。
たぶん今回一番の被害者です。だいたい全部井口が悪い。
実際どれくらいなのか気になった方は、書籍版をよろしくね☆(宣伝)
・ルリリス・ノワール
今回は名前だけの登場。スマホの使い方、覚えてるといいですね。
・七瀬杏
回復魔法固定砲台。
白石さんの不在を一人でカバーしていた影の功労者。偉いぞ七瀬、無理するな七瀬。
七瀬さんは人間なので、毎日迷宮に潜っているわけでもなければ、一日中迷宮にいるわけでもありません。なので、迷宮救命士が不在になるタイミングも普通にあります。
七瀬さん本人はもうちょっと潜ってもいいと思っていますが、無理をさせるわけにはいかないと三鷹さんが止めています。
・山田林檎
🔥🍎🔥。反省したり反省しなかったりしてほしい。
実はこの一ヶ月でも相当やらかしてます。ギリギリセーフを匠に攻める、職人めいた炎上芸の使い手です。
・井口桃子
大御所、あるいはダメな先輩。
あそこまで自由人になるのは青灯さんの前だけです。EXプロダクションの子たちの前では、もうちょっとしっかりしています。
・真堂司
謝るタイミングを探ってた人。
謝ろうと思っていたら、なぜか白石さんが挙動不審でした。彼女、なんであんなに怒られたがってたんでしょうね。
ちなみに迷宮事業部の規模拡大に伴い、真堂さん以外のオペレーターも何人か増えています。作中にはたぶん出てこない。
・三鷹さん
今回一番楽しそうだった人。
組織の大型化とCUREシステムの構築を一ヶ月で成し遂げたすごい人です。たぶんこの人が一番ファンタジーしてます。
なお、楽しく暗躍していたら、最後の最後にとんでもない無茶振りを食らいました。がんばれ。
・重國王義
無茶振りをした人。こわい。
・九重陸
ノリでやべえもん作ってた人。
魔力加工には大量の魔石が必要で、その魔石は探索者が命がけで魔物を狩って一つ一つ集める高級品です。
撫斬首落の加工には信じられねえ量の魔石を使いました。技術研究という名目なので探索者協会から補助金は出ていますが、それでも普通に経営傾きかけました。なにしとんねん。
・季節感
キャンプ編が7月で、サマフェス編が8月末くらいです。
プロット立てた時は、9月には更新できるかなって思ってたんですよこの話。時期的にもギリセーフかなって。
あはっ……あはっ……こんな真冬になっちゃった……。
・ウーバーヒール
裏設定でもなんでもないですが、最初は別の名前を考えていました。
その名も、体力のお届けということで、デリバリーヘル……なんとか。
あまりにも深夜テンションだったのでさすがに自重しました。私にもまだ理性ってやつがあったみたいです。
・探索者ライセンス
ライセンスはただの目安であって強制力はありません。二層のライセンスしかなくても、四層に行ってもOKです。
というのも、迷宮では何があっても自己責任という大原則があるので。それで死んでも自己責任。
それを利用して、パーティに一人だけ初心者を混ぜて探索するという行為もよくあります。
・撫斬首落
魔物素材の加工技術研究のために作り出された、最高峰の大鎌。
呪禍の素材は探索者協会が回収して、生駒さん(生物学者の人です)がデータを取りました。その後素材は加工技術研究のために九重さんに引き渡されて、大量の魔石を費やしながら武器加工されたという流れです。
(この辺、ちょっと変だなって部分があったので、実はサイレント修正入れてます)
嫌がる生駒さんの手から呪禍素材を引き上げる際にも、一悶着あったらしいです。
・なんかこの魔法勝率低くないですかー!?
大海龍戦でも破られ、リリス戦でも破られ、キャンプ場防衛戦では二層魔物にすら破られていた氷属性大魔法の氷結城さん……。
一応フォローしておくと、氷結城は場所を選ばず即時展開可能で、魔力量に応じて氷壁のサイズを自在に調整できる、柔軟性を武器とした魔法です。その代わりに防御力はちょっと控えめ。
・「英雄」
実は一瞬だけいました。特に語ることはないです。