お世話になります、悪糖です。
「配信に致命的に向いていない女の子が迷宮で黙々と人助けする配信」の書き溜めは、本日の投稿分が最後になります。お読みいただいた方々、ありがとうございました。
５章は鋭意執筆中ですが、投稿はキリの良いところまで書き終わってからとさせていただければ……。
おそらくまた一月～二月ほど開くかと思います。準備ができ次第投稿するので、その際はお付き合いいただけると幸いです。
本題は以上ですが、前回好評だったので、また裏設定をちょこちょこと入れておきます。
といっても、主要な設定はほぼほぼ固まってきたので、前回ほどではありませんけども。おまけ程度に。
性質上ネタバレを含みます。本編未読の方はご注意ください。
・白石楓
主人公。バナナ焼いたり散歩したりしてた人。
鬼だの悪魔だの、また妙な異名が増えました。最初の頃は名前すら明かしていなかったのにね。
サバイバルスキルは高いですが、料理スキルはかなりダメ。焼けばなんでも食べられると思ってます。キャンプ中はレトルト食品か、蒼灯さんちで食べたりしていました。
・リスナーたち
影の主役。今日も今日とてクソコメに命を燃やしてます。
キャンプが始まってから、あちこちの配信者さんがほぼ２４時間体制で配信をするようになったので、それを追いかけるリスナーたちも寝不足気味です。
睡眠時間を削り、日常生活に支障をきたしてでもクソコメをする。それが彼らの生き様です。
・蒼灯すず
たぶんヒロイン枠。そうだと決めているわけではないですが、立ち位置的にはその辺。
コミュ力の化身です。人を動かすのがうまいタイプ。
友人が多く、キャンプ場にも知り合いがたくさんいましたが、今回は意識して白石さんと行動をともにしていました。キャンプ場の裏方として尽力することになりましたが、面白い絵もたくさん撮れたので満足しています。
たぶん、一番キャンプを楽しんでいたのはこの人だと思います。
・ルリリス・ノワール
感想欄で信じられないくらいバレバレだった人。
途中でバレるかもなーとは思っていましたが、まさか登場した話でもうバレるとは思っていませんでした。
何やら深いトラウマがあるらしく、炎や拳を見せると頭を抑えてぷるぷる震えます。いじめないでね。
これでもこの子、初登場時は迷宮で遭遇しうる最大級の脅威とかなんとか言われてたらしいっすよ。
・真堂司
電話のタイミングが悪い人。
一人暮らし歴が長いので、レトルト食品の美味しい食べ方に無駄に詳しいです。自炊にも慣れてます。得意料理はトムヤムクン（絶対に使わない裏設定）。
・三鷹さん
キャンプ場に色々と手配してくれた人。
たった一日で移動電源車や水道設備が手配できたのはこの人の手腕によるものです。敏腕どころかもはや剛腕。
出番こそ少なかったですが、舞台裏で無双していました。たぶん作中屈指の便利キャラ……もとい、チートキャラだと思います。
・日療戦隊フレイムファイブ
部下さん。
迷宮救命士の訓練生ですが、全員が回復魔法の適性を持っているわけではありません。
回復魔法を持っているのは一人だけで、後の四人はそのサポートメンバーとして想定されています。五人で一組の迷宮救命士（見習い）。
ちなみに戦隊ヒーロー風なのは、リーダーである炎山さんの趣味です。後の四人は別にヒーローとか好きじゃないので、内心いやいや付き合っています。
・双葉さん
新人なのに迷宮に派遣されてきたかわいそうな子。
蒼灯さんの後輩になるべく日々奮闘しています。なれるといいね。
・九重陸
りっくん。探索者ではない一般の方です。
一般人の彼らも記録用の迷宮配信を義務付けられています。とは言え配信者ではないので、ほぼリスナーがいないのが普通ですが、九重さんの配信にはそこそこ人がいます。
技術屋のお兄さんがモノ作りしながら雑談する配信。探索者ともよく絡むので、そこそこ好評です。
・探索者のモラル
どっかで入れようかなと思ってた設定ですが、特に入らなかったのでここで出します。
探索者のモラルは基本的にいいです。というのも、探索者はみんないい人だから――というわけではなく、いい人でなければ生き残れないから。
迷宮は助け合いが前提の難易度です。助け合う気のない人間は生き残れません。加えてリスナーの目もあるので、モラルに欠けた人は露骨に避けられます。やべーのと絡むと配信が荒れるからね。
まあ、あくまでも傾向の話であって、やべーのがまったくいないってわけでもありません。
中にはほとんど人と関わらず、完全ソロで迷宮五層までたどり着いたよくわかんない生き物もいます。誰のことやろなぁ。
・白いお花
あんま野暮なこたぁ言わないっすけど、あくまで友情っすよ。そこから先の解釈はお任せします。
・キャンプ編
モデルはスト鯖です。VALUTROOMとCrazy Racoonが不定期に開催しているアレ。
直近でやっていたVCRGTA2もめっちゃ面白かったですね……。最高の二週間でした。
・（わかる人にだけわかる）小話
実は本作、一回目のVCRGTAで最初から最後まで救命活動をやっていた、二人の某配信者さんからインスピレーションを受けていたりとかします。
（無数にあるインスピレーション元の一つなので、元ネタってほどでもありませんが）
というか私がtwitchの住民なので、twitchの配信者さんからは幅広く影響を受けています。いつも本当にありがとう……。
キャンプ編もようやく折り返しです。起承転結で言うと、ちょうど起承が終わったあたり。
最初の予定だと、ここまでで５万文字くらいになるはずだったんですけどねー。膨らみに膨らんだ結果こうなっちゃいました。
転結にあたる５章６章の投稿までは、今しばらくお時間いただければ……。
最後になりますが、フォロー・応援・星・コメント・レビュー・ギフト・その他もろもろありがとうございました。
二章から一ヶ月も開いたらどうなるかなと内心ヒヤヒヤしていましたが、思っていた以上に読んでもらえて、とても嬉しかったです。
今後もこれくらいの更新ペースとなりますが、どうか長い目でお付き合いいただけますと幸いです。
夏空編・星空編をお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた、雨空編・青空編を投稿しはじめた際には、よろしくお願いいたします。