・アルスラーン戦記/田中芳樹
言わずと知れた歴史ファンタジー小説の名作ですね。
後の世に「解放王」と称されるアルスラーンの成長が、侵略された母国パルスの奪還と宮中の勢力争い、王としての血統と器、暗躍する者たちを通じて生き生きと描かれていますよね。
ただ、旌旗流転以降、刊行に時間がかかるようになり、それと比例して、作者の情熱が冷めていくような文章になっていったように私には感じられ、とても残念に思いました。
・マヴァール年代記/田中芳樹
マヴァール帝国の皇太子カルマーンと、帝国内の公国の一つを統べるヴェンツェル、その二人の友人のリドワーンの三人が繰り広げる、マヴァール帝国内の激動の三年間を記した歴史ファンタジー小説。
アルスラーン戦記とはまた違う、謀略が絡み合う世界観は読みごたえがありました。
・吸血鬼ハンターD/菊池秀行
卓越した強さと恐るべき美貌を持つダンピール(吸血鬼と人間のハーフ)であるDが、各地で吸血鬼との死闘を繰り広げるサイバーホラーファンタジーの金字塔ですね。本当にカッコいい!
作中最後のDの姿がいいのよ。
ちなみに、気付いている人がいるかもしれませんが、この3作品の表紙絵は、ファイナルファンタジーシリーズで有名な天野喜孝さんが描いています。
私は、天野喜孝さんの作品も敬愛しています。
・ロードス島戦記/水野良
ファンタジー小説と言えば、ロードス島戦記と言っても差し支えないほどの影響力を誇る傑作ですね。
映像化やゲーム化されるなど、ファンタジー小説が他メディアへの展開が広がったのも、この作品がパイオニアと言えるのではないでしょうか。
個人的にはオルソン君が一番好きです。
・フォーチュンクエスト/深沢美潮
ライトノベルの一大ムーブメントを築いたと言っても過言ではないでしょう。
それほどまでに、ライトノベルに市民権を与えた作品です。
主人公の、方向音痴なマッパーであるパステルが、仲間に支えながらも成長していく姿は胸を打つものがあります。
迎夏生さんの描くイラストの世界観は、完全に調和がとれた素晴らしいものです。
・自航惑星ガデュリン/羅門祐人
SFCのゲームにもなったファンタジー小説です。
地球のサラリーマンだったリュウが、惑星ガデュリンに不時着したことで、様々な冒険をすることになるという、今でいう異世界転生の先駆けともいえる内容ですね。
作中ではタオ・ホーというじい様が好きなのですが、それが私の年配キャラ好きを後押ししているのかもしれません。
・三剣物語/ひかわ玲子
精霊の加護が失われ、浮遊する島々だけが存在する世界で、炎の精霊、水の精霊、大地の精霊、それぞれの加護を得た少年少女たちが世界を元の姿に戻すまでの冒険が描かれた物語です。
この作品の世界観が私は大好きです。
他にも色々と好きな作品はありますが、私の中で特に記憶に残っている作品たちを紹介させていただきました。