無事に第八章が完結しました。
読んでいただき、ありがとうございました。
ここでは、第八章の裏話をしようと思います。
※第八章のネタバレを含みます。未読の方は注意してください。
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まず初めにこの第八章は、想像以上に書くのが大変でした。
これまでに広げに広げた風呂敷を畳むのに、とても苦労した感じです。
また勇者関連や無双のゼンベンス、他キャラクターのステータスを考えるのも大変でしたね。
なにより書き始めで思ったのは、この膨大に増えた勇者軍団、どうやって倒そう……でした。
主人公やネームドが無双すれば倒せますが、そう簡単にはいきません。
それなのに、AランクやBランク冒険者が大量という……自分でも、何でこんな設定にしたのだろうと、少し後悔しました。
まあ、結果的にはどうにかなったので、良かったです。
そして今回は防衛側ということで、このままだと主人公の解説ばかりになってしまうと思いました。
なので、普段はあまり多用しない別キャラ視点を用意した感じですね。
その中で生まれたのが、モブメッツ君です。
モブメッツ君。名前の通り、当初はただのモブでした。しかし話を作っているうちに、モブメッツ君はかなり重要な立ち位置に収まりました。
語り部としても、モブメッツ君はとても役に立ちましたね。いずれ機会があれば、彼の今後を書こうと思います。
まあどの道、いずれはカクヨムのサポーター様向けのSSで書くとは思いますが。
そして次の九章で、この作品はこれまでの章の合計よりも、アンデッド大陸編の方が多くなってしまいます。
まさか、ここまでアンデッド大陸編が長くなるとは……。
ですが、本当にあともう少し、あともう少しで、決着がつきそうです。
流石にこれ以上は、伸びないはず、伸びませんよね?
自分で書いているのに、自信が無いという……。
とりあえず次章では、いよいよジンが戦うと思うので、こうご期待!
引き続き、モンカドをよろしくお願いいたします!