日曜日の夕方という様々なコンテンツのゴールデンタイムの中、「最強式神使いはトゥルー・エンドを目指すのか? 〜ぶっ壊れ性能の陰陽師に転生した俺、超嫌われ者のはずが何故か皆に好かれてしまう〜」の第5話をお読みいただいた方、本当にありがとうございます!
和風ファンタジーの転生モノという中々マニアックな分野ではありますが、連載始めて2日で50フォロワーを超えていたので嬉しい限りです。★を入れていた方もありがとうございます。最後まで書き切っていますのでどうか最後までお付き合いください。
さて今回はちょっと作品から離れますが、和風アクションや剣戟ものを書いている上で剣と刀という表現についてお話したいかなと思います。
別の作品で刀を使う作品で、作中で技能的な意味での「剣」という表記にコメントでツッコミをいただいたことがあります。
刀を持っているのに話の中で剣と表記するのが混ざっているのは変だと。
これファンタジーばかりの方だと難しいのかなと思いますが、時代小説特にチャンバラものだとかなり一般的な表記なんですよね。
手にする得物の名詞や武器カテゴリでは確かに「刀」なんですが技能的、技的な要素が混ざると「剣」と表記することが多いのです。
ものすごいざっくりした例えになりますが……「必殺剣⚪︎⚪︎〜」という技の表記はよく見ますが、「必殺刀⚪︎⚪︎〜」というのはあんまりないというか、あってもかなり独特なキャラクターやあえてそれで統一しているものなのかなと思います。
こういう表現は色々あります。聞き慣れたものなら一撃放つ事を「一(ひと)太刀」とか言いますし、一太刀だと続く言葉は「与える」とか「加える」とかではなく「浴びせる」になります。マニアックなのになると奥義や必殺技を「使う」という表記をあえて「遣う」というのもあります。
当然シチュエーションによりけりな部分もありますが、ここら辺を楽しんで使っていると知っている人にはニヤリとできるかもしれません。逆にファンタジーに慣れていると「誤字では?」と思ってしまうかもしれませんね。
知らなかったら知らなかったで全然罪ではないですし、この近況ノートを見ていただいた方はこの機会に時代小説に手を出してみるのもいいかもしれません。けっこうバトルが緻密に書かれているものが多く、著者にもガチで剣を納めている人もいるので参考になります。
ちなみに今回の作品は和「風」ファンタジーなので、ここら辺のマニアックな表記は全部取り除いてあります。安心して読んでいただけたらと思います。
はてさて段位50というとんでもレベルだった主人公。戦国ヤンキー娘にどう絡まれるのか。そのレベルからどんな式神が放たれるのか。
次の更新も18:05あたりを予定しています。
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