「ファンタジーには馴染めない」を読んでくれた方、フォローや感想、評価で応援してくれた方々。レビューを書いてくれた茶子猫さん、肉団子さん。お陰様で無事完走する事ができました。ありがとうございます。
本作は「俺が本物のハードモードってやつを見せてやるぜ!」なノリから始まった処女作なのですが、何故ハードモードを見せたいと思ったのか自分を掘り下げてみた所、自分が歩んできた明日も知れぬ人生、そして飯さえ食えれば幸せな価値観は現代の日本社会では恐らく異端で中々解り合えないもどかしさ故なのかなと思い当たりました。現代社会が暗黙の設定に疑問を抱かず従っているファンタジーに思えたのです。
ですので、本作では逆に世界観をファンタジーにして良くある異世界テンプレを弄りつつ、作者が今まで経験した生の人間の悪意とか生きにくさを形を変えて盛り込んでみました。自己啓発書では無いのでそれに対してどうこうしませんが、読んでくれた人の心に何かが残せたら幸いです。
文字数少なめで毎朝の通勤時間にサクッと読める作品も目指していた割にはテーマが悪かったかも知れません。ハッピーエンドになったのでお許しください。
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