第5章~東風谷早苗~

ホウキに乗ってしばらく経ったのだろう。

森をこえたところにとても、綺麗な神社がある。そこが、守矢神社らしい。

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(ここからの私も霊夢です)

私の巫女服は、主に赤と白だ。

けれど、守矢神社の巫女、つまり、早苗は

私と違い、緑と白だった。似ているもんだなぁと思い、話しかけてみた。

「あの、東風谷早苗さんですか?」

早苗は神社の掃除をしていた。

…………………………………………………………………………………

「あ、すいません。掃除していて気づきませんでした!どうも、改めて私はここ、守矢神社

の巫女をしている、東風谷早苗と申します。」

とても礼儀正しい巫女であった。

「おー、霊夢とは大違いだな!

霊夢も早苗を見習ったらどうだ?」

「お前なぁ、後でシバキ倒す。」

そのやり取りを見て早苗は笑った。

「お二人共、とても仲が宜しいんですね

羨ましいです。」

その早苗の言葉を聞いて2人は口を揃えて

「仲が良いわけじゃねーし!」

といった。

「ところで、その…魔理沙さん?は、

どうして私のことを存じ上げていて?」

「あー、んーとね、小学生のころ、一緒の

クラスだったからな」

「そうなんですか!?…………あっ!

霧雨魔理沙さん!あの、先生にいつも怒られていた!?」

「そうだけどさ、その事はほじくりり返さないでよ」

「これはこれは、失礼」

霊夢はその二人をみて微笑んだ。

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