これは一人の少年が、大切な人に「好きだ」と叫ぶ物語

いや、まあそれより先にハイスピードな魔法バトルとか、可愛い萌え美少女キャラのヒロインたちのことだとか、次々に浮かび上がる緻密に張り巡らされた伏線と謎、多くの個性派キャラクターを巧みに操る文章力とか、書くべきことがあるのはわかります。
しかし、私はこの部分を強調したい。

この物語は一人の少年と、一人の少女の、恋を綴ったものなのだと。

初めっから恋人だとか通り越して新婚夫婦みたいな二人なんですけどね?
進みそうで進まない!二人の関係。
そしてそこに立ち塞がる多くの壁。
この、このもどかしさなのです!

壮絶な戦いに身を投げ打つユウトですが、その目的はつまるところただ一つ。
『好きな人に、好きだと叫びたい!』

激動の七章への突入!
ユウトの前に現れる最強の魔獣。
その時、一番大切な人が、一番遠くて届かない。
果たしてユウトは魔獣を討ち果たすことができるのか?
ちゃんと彼女に思いを伝えられるのか?

完結支援!!

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