穏やかな書店から始まる、栞里ちゃんと「さすがさん」の日常の謎解き

書店でアルバイトをしている栞里ちゃんと、無口に謎を解く「さすがさん」の、あったかミステリー。
二人のほのぼの穏やかな空気と、どうしても答えが気になってしまう謎のおかげでぐいぐい読めてしまいます。
日常ものとして、季節感をしっかり感じられるのも嬉しいです。
一章一章が区切られていて手をつけやすく、読後感が良いのも魅力でした。

最後の最後、タイトルの意味をまた考えさせられるところも好きです!

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