《正史》2015年6月8日
運動会の閉会式後、校門前で中西保と顔を合わせた一馬は、そこで再び言い合いになった。その時に助け舟を出してくれたのは、幸助と美香であった。その時は二人のおかげで、なんとかその場はやり過ごすことができたのだが、連休明けの6月9日。幸助の顔が腫れていた。
聞くとその前日の6月8日の朝、中西とたまたま会い言いあいになりつかみ合いになったそうなのである。
そう、この時一馬にとって中西は潰す対象へと変わっていったのである。そしてこの出来事は、この日の夕方起こる大事件の前兆でもあった。
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