起動超兵器ゲニウス

ヘイトスピーチ

エピローグ

早乙女博士と助手のワトソンは日本のある山に来ていた。この山にはある遺跡があるそうだ。

「ぜんぜん見つかりませんね」ワトソンが博士に言う。「伝承にも、場所までは書いていなかったし、探しながら歩く回るしかなさそうなんだよな」博士が答える。ワトソンは、今日中に終わらせて、明日公開の映画を公開日に見に行こうと思っていたが、多分行けないなと思い、少し不機嫌になっていた。博士はあいかわらず楽観的でどんなお宝があるんだろうかとワクワクしていた。

 5時間もしたころだろうか、やっとそれらしき洞窟があった。洞窟のまえには祠があり、そこには、不気味な雰囲気が立ち込めていた。

博士が「やっと着いた」と息を切らしながら言った。ワトソンは、おまえが疲れてどうするんだとおもいながら、「まだ、スタートラインにすらたってませんよ」と言った。祠の横を通り洞窟の中に入る。なかは、まるでトンネルのようで、古代の遺跡とは思えないほど、綺麗に舗装されていた。ランタンを灯しながら歩いて数時間か立った、しかし、まだ奥にはつかない。そんな時、博士が「奥までダッシュでいくぞ!!」と言って、ワトソンの手を掴み走り出した。「やめろおー!いやー!何するんです!!」ワトソンは学者になって初めて、大声を出した。

博士は「君も道連れじゃー!」と返した。

数分後、奥に着いた。扉を開くとそこには、石板と四体の巨像があった。ワトソンは小学生のころ、お台場で見たガンダム立像を思い出したが、それは3倍近くの大きさだった。

石板には何か書いてあったが解読できない。が、博士が触れた瞬間、石板の文字が日本語になった、2人は、驚いたが読むことにした。

要約すると5年後の2月に巨像が起動し、文明を無くすと言うことだった。その後、2人は急いで研究所に戻り、世界に公開した。

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