いまはまだ、色を覚えず、

スロ男(SSSS.SLOTMAN)

男子、三日会わざれば刮目して見よ

 ドアをノックする音がした。

 トントン、トントン——

 どうせ新聞屋か宗教の勧誘だろうと居留守を決め込もうとしていると、もっと激しく

 ドンドン、ドンドン——

 で。

 仕方なしにドアを開けると、高校時代の友人がいた。見上げながら、

「え、おまえ、北海道にいるんじゃないの?」

 答えもせず、無言で玄関をあがり、うわーおまえんち散らかってるな、なんだこれ、と訊いてもいないことは呟きながら勝手に六畳間へと向かい、立ったまま振り返った。

「おまえんち、まだコタツ出してるの?」

「好きなんだよ、コタツ! てか、おまえ、僕の質問に答えろ! なんで、ここにいるんだよ!」

「え、送ったよなメール」

「メールなんかチェックしてないわ! LINEで寄越せ、LINEで」

 コタツに勝手に脚をつっこみながら、テレビのリモコンを操作する。「ネトフリとか入ってないの?」

「ネット環境もないわ!」

 そろそろ叫び疲れた僕は、本来の自分の場所(テレビの真正面)を奪われ、仕方なしに奴の左側に坐った。

 テレビをとくに面白そうでもなく眺める奴に、

「大学はどうしたんだ?」

「やめた」

「なんで?」

「それもメールに書いた」

「いや、話せよ」

 こっちに顔を向けて、顔を顰めながらいうには、

「俺、エロマンガ家になるから。中退した」

「なるほど」

 それ以上細かいことをいわないので、仕方なしに僕は立ち上がり、台所(二畳半)の冷蔵庫からバーリアルを二缶取り出して戻った。コタツの卓面に缶を置くと、ん、といって奴が飲み始めようとするので、僕はあわてて缶を開け、奴の缶に打ちつけた。

「なに?」

「いや、ようわからんが、おめでとう」

「うん」

 あまり冷えていなかった。クソ不味い。


     *


 奴の名前は秋本憲三。古臭い感じの名前だが、本人はわりと気に入っているらしい。だが、みんなはケンゾーとは呼ばず、会長と呼ぶことが多い。それは高校時代に奴が会長をやっていたからだ。

 シミュレーション研究会。

 元は本当にシミュレーションボードゲームを楽しむ会だったらしいが、人がいなくなり休眠状態。そこを先代の会長が立ち上げなおし、

「なにがシミュレーション研究会なのか。なんでもシミュレートして楽しめばいいということで各自好きなことをやったらよいです」

 とかいうことを、部活紹介の小冊子に異様に読みづらい変態文字で書き綴っていて、要するによくわからない部活だった。

 そこで奴——会長は会誌にイラストを描き、僕は小説や漫画を描いていた。

 ろくに部室にも顔を出さず、会誌に載せる原稿だけは毎度出していた僕を、会の皆は苦々しく思っていたはずだ。

 なにせ会誌を作る輪転機(という化石のような機械。コピー機は使わせてもらえなかった)が、毎度僕の原稿のせいで止まってしまうというのに、印刷の時に顔なんて出さず手伝いもしなかったからだ。

 なぜ輪転機が止まるか。それは僕がカブラペンと筆ペンで絵を描いていたからで、コピー機と違い輪転機は実際のインクを原稿に塗りつけるので、黒い部分が多いと張りついてローラーが動かなくなってしまうのだ。

 おまえの原稿は黒いんだよ!

 と、何度文句を言われたことか。

 そんな会長の描く絵はずいぶんと丸っこく、可愛らしい女の子が多く、そして白かった——。

 180を越える男が、ちまちまと可愛らしいイラストを描く。僕からしたら、なーんやソレな感じだったし、芸大に行くんだとアトリエにも通ったりしてたが、どうせ橋の上で女の子のスカートがめくれるのを楽しみに、わざわざ隣の県にまでいってるのだろうと我々は邪推していた。風が強いので有名な橋の近くにアトリエはあると聞いたので。

 それが、まあ!

 なんとエロマンガ家!


 と、わざとらしく驚くこともなく、彼が小さい出版社の新人賞へ応募して、ひっかかったということは事前に聞いていた。というより、それがきっかけで仲良くなったのだった。

「よう、久しぶり。Tから野川が埼玉に住んでるって聞いてさ」

 見慣れない番号に警戒しながら出ると、秋本だった。それまであまり長々と話したこともなかったのだが(いや、一度だけ、先代の会長のアパートにみんなで押しかけた時、なんとなく二人だけ起きていたので深夜の散歩と洒落込んだことはあった。その時、将来はどうする、とか話したのだった)、久しぶりということもあり、話が弾んだ。

 それから度々長話をすることがあり、前述のTとか、Tと同居生活を送っているOとかと通話をすることのほうが多かったのだが、何となく気の置けない感じになっていた。

 で、あれはまだ雪が降るとか降らないかの頃だった。頼みがあるんだけど、とその日の秋本はちょっと神妙な感じだった。

「なによ? 受けるかどうはべつとして聞いてやる」

「エロマンガをさ、買ってほしいんだけど」

「はあ?」

 なんでも北海道の、彼の住む地域ではマイナーなエロマンガ雑誌など手に入らないらしく、そっちならあるだろ、な頼むよ、と彼の作品が載っているらしい雑誌を三冊、送ってくれるよう頼まれたのだった。

 エロマンガ雑誌を三冊。

 読書用、保存用、布教用に三冊買うエロマンガマニアだと店員さんに思われたらどーすんねん、と思いながら自転車を走らせ夜遅くまでやってる、近所の一番デカい書店までいった。ちょうど三冊、出たばかりなのか平台に置かれていた。買い占めた。

 帰って、読んだ。

 まったくもって股間に響くような出来栄えではなかったが、それでも僕は、勝手知ったる絵がちゃんと漫画になっていて、しかも本屋で売ってる雑誌に載っているということににまにまと口許を歪めた。


 だから、まあ、奴がエロマンガ家になる、ということには異論はなかった。なれるのかどうか、食えるのかどうかはさておいて、少なくともそのとっかかりは得ているわけだ。

 応援する気持もある。

 だが、だからといってしばらく住まわせろ、はよくわからない。

 バイトが決まって目下の生活が安定するまで、というのはわかる。エロマンガで食えるまで、となったら永遠に住み続ける可能性だってあるし、流石に面倒みきれない。

 一定期間だ、というのは不幸中の幸いだが、じゃあなぜ僕のうちなのか、というのが一番よくわからなかった。

 同中おなちゅうのTやOの住むマンションに転がり込めばよかったのではないか。僕より仲が良かったはずだし、もともとルームシェアをするぐらいだし、受け入れてもらえるのでは?

「いや、あそこは三部屋あるらしいが、一室は共用の物置らしい」

「片せよ! もしかしておまえ嫌われてたのか……?」

「夜中に目が覚めて俺がのそのそ歩いてるの見たら、熊かと思って殺してしまうらしい」

「マスタツかよ」

「まあ、そんなわけで頼むよ、相棒」

「誰が相棒だ!」

 くつくつ笑う大男に、僕はため息を吐くしかなかった。


      *


 年度が変わり、僕は見事に留年して二度目の二年生を迎えていた。正確にいうと、個人的にパチンコ大学へ編入したせいで、本来の大学での進級が叶わなかったのだ。

 夜中に見たら熊と間違われる男、秋本は近所のレンタル屋でバイトとして働いていた。

 奴が突然やってきてから三ヶ月、桜が咲き、散って、そろそろなぜだか雨が続く不思議な時期に差し掛かろうとしていた。

 僕は走っていた。

 予定の時間より遅くなった。

 それというのも大学での勉強が捗りすぎて、ラッシュ終了までの時間を読み誤ってしまったせいだ。

 懐は暖かいが、予定の時間に遅れれば、それだけタカられる。いかん。それはなんとしても阻止せねばいかん! 必ず、かの邪智暴虐の熊を喜ばせてはならぬ!

 僕はモルタル作りの築三十五年のアパートの、それでなくとも音の響くスチール階段を力強く踏みしめて上り、自分の部屋のドアを開けた。

「ハイ、遅刻!」

 うれしそうに熊が、もとい秋本がいって立ち上がると僕に紙袋を手渡した。

 ため息を吐きながら受け取ると、中を覗いてギョッとした。広げて確認するまでもなく、それがなんなのかわかったからだ。

「まさか、おまえ、僕に——」

「そうだ、今日の衣装はバニーガールだ。とっとと着替えろ!」

 くっ、殺せ。

 本気で喉を出かかったが、諦めて台所との間仕切りの戸を閉めた。

 奴がやってきた頃とは違い、洗濯物が散らばってるようなこともなく、スッキリとした台所で。

 僕はジーンズを下ろした。



 最初のバイト代が入った日、奴は僕にこうもちかけた。

「一応、貯金もなくはないし、ここでおまえとおさらばすることもできる」

「ほう、それで?」

「だが、おまえも俺のカレーが食えなくなるのはさびしかろう」

「なんだよ、その時代劇みたいな喋り方」

「部屋だって随分きれいになったはずだ」

「おい、早く本題に入れよ」

「取引といこう」

「なんのだよッ!」

「まだしばらく俺はここで住まわせてもらい、もう少し余裕ができるまではここでカレーを作り続けよう」

「おまえはカレーの王様か!」

「となると、流石に食材費は出しているとはいえ、家賃も払わないというのは心苦しい」

「おお! 金払ってくれるのか?」

「払う。払うが、今回まだその時と場所を指定していない」

「そういうのいいから」

「なんとなく単に金払うのって釈然としないからさ、おまえ、俺のモデルやってくんない?」

「モデルって……え、漫画の?」

 いつのまにか距離が詰まっていた。低い天井に、頭が届きそうに見える秋本を僕は見上げている。手も洗わず、うがいもせず、部屋に戻るなりコイツ何言い出してんだろ、と今更ながらに思った。

 バイト代入ったから迎えに来い、というから迎えにいって、ラーメンを奢ってもらった帰りだった。

「まさか、チ○コ出せとかいわないよな?」

「脱ぐな脱ぐな、そんなん見たかない。だが、おまえには女性になってもらう」

「ふざけんな! おまえな、いくら僕が小柄だからって、女装なんかしたところで」

 秋本は僕の肩をつかみ、うんうん、とうなずいた。

「服のシワの入り方や影を見るだけだ。そのぐらい手伝ってくれてもいいだろ、な」

 佳作に入選してから、何度も編集部へ顔を出し、ようやくネームが通ったというのに、絵でダメだしをされているのだという。

 話は面白いがエロさが足りない、そう言われ、よりエロい絵にすべくコイツが見出した道が、リアリティ、なのだろう。どこまで本気で冗談なんだかわからない奴だが、モデルを頼みたいというのは本気のようだった。

 部屋に入ってから何度目か、もう自分でもわからないため息を吐いて、僕はこくんとうなずいた。

 こんなん取引でもなんでもなく、一方的に僕が負担を強いられてるだけじゃないか。だが、確かに奴の作るカレーは旨いのだった。


 しかし、バニーガールの衣装とは。これまで着てきたメイドやら体操着ブルマとは訳が違う。ドンキで買った安物のようで、ペリペリとした質感がまた、なんとも情けない。

 というよりも、こんなん股間が——

 ガラッと間仕切りの戸が開かれ、奴の顔が覗いていた。

「ばっ。おまえ、開けんな!」

「ちゃんと下着も入ってるだろ、穿けよ。トランクスでバニーだとよくわからんアスリートみたいになる」

「女モノの下着なんか穿けるか!」

「もっこりしないように、ちゃんとティンカップも入ってるだろ」

「ティンカップ?」

 レジ袋から取り出したそれを見て、僕は溜息を吐いた。

「これはファールカップっていうんだ。デニーロにあやまれ! こんなモリマンでいいのか、おまえのバニーガールは⁉︎」

「俺の……バニーガール?」

「へんなとこでひっかかるな!」

 頭にきたので戸を閉める。下着はTバックだった。そうだよな、そうなるよな……。これはもういっそファールカップだけのほうがいいかもしれん。トランクスを脱ぎ、ファールカップをつけ、随分と間抜けな格好になってるだろうなと今更思った。

 このあとパッド入りのブラをし、安物のバニーガール衣装を着なくてはならないのだ。

「もーいーかーい?」

 奴の声が聞こえ、

「まだだよ、バカヤローッ!」

 キレ気味に返した。


「そうじゃないんだよなあ」

 首を捻りながら奴がいう。じろじろ見られるのは承知の上だからいいとして、いや、よくない。やはり慣れない。

 僕はいま、頭にウサギの長耳をつけた黒のレオタード姿で、六畳間の壁に手をついている。テレビではニュースか何かをやっていて、街頭インタビューらしき音声が聴こえる。そして奴は納得いかない顔をしている。

「もっとさあ、上半身はべたーっと壁につけて、で、腰をくいっとさ、突き出すように」

「無理なんだよ! おまえが欲しいポーズは僕にもなんとなくわかった。わかったけど、無理なの! 男と女は腰の可動域が違うんだよ!」

「おまえの体が硬いだけなんじゃないか?」

「おまえは大学で何の勉強してきたんだ⁉︎ クリオネの生態か、それとも流氷の接岸シミュレーションか!」

 無視して、人の背中をぐい、と押し下げる。思わず、ぐえっ、と声が出た。壁に当たる顔に体重がかかり、苦しい。ぜえぜえと喘ぐ。

「まあ、こんなもんか。仕方ない」

「……うう、早く撮影でもなんでもしろ……」

 ふっ、と秋元の気配が消えたような気がして、僕はビクっとなった。後ろに回ったようだった。

 壁にしなだれかかり、ケツを突き出す屈辱的な格好で、後ろからマジマジと見られていると思うと動悸が激しい。

「ケツなあ、ケツの形が違うんだよなあ」

「あたりまえだろ……そんなのは百も承知だろうが……」

 その時、パシン、と音がした。

「ひゃん」と、いままで出したことのないような声が出た。

 奴は、僕の尻を叩きやがった!

 ふざけんなよ、と憤慨して殴りかかってやろうとしたが、奴に押さえつけられていた。壁に着く腕と、腰をグッと押されて動けない。いや、このまま下にずり下がることしかできない。無理な姿勢に声も出ない。出るのは喘ぎだけだ。僕は背後から熊のような男に覆い被られている。

 耳元に奴の声、

「いいか、動くなよ、動くな。そのまま姿勢を死守しろ」

 おそらく時間にして一分ほど。やけに長く感じた時間に、スマホのマシンガン撮影の音が響き、奴の「いいぞ」という声が聞こえたときには筋力の限界で、へたりこんだ。

 危ないと思ったのか奴は僕を支え、そのまま満面の笑みを浮かべていた。顔が近い。

「よくやった、余は満足じゃ」

「……おま……なんで叩いた……」

「そこにケツがあったから?」

「マロリーに……あや……まれ」

「おい、野川。野川、死ぬんじゃない。さもないといま撮った写真をネットに」

「バカヤロー、おまえ社会的に殺す気か!」

 ぐいっと腕を引っ張られ、僕は起き上がった。

「おまえ、僕が男だからいいようなものの、女にあんなことしたら訴えられるぞ」

「え?」と秋本。

「え?」と僕。

「いやいやいや、結構好むのいるぞ、スパンキング。叩いてってせがまれたこともある」

「え?」

「なんだよ、さっきから」

 僕は動揺していた。

 こいつは、目の前の熊のような男は、もう女を知っている——?


     *


 まだ梅雨に入るには早いというのに、暑く、じめついた日だった。

 二回目の二年生どころか、三回目の二年生を迎えて、そろそろ親から勘当するとかなんとかいわれそうな気配を感じていた。

 僕は相変わらず大学へは行かず、秋本は何回か雑誌に漫画が載りはしたものの、いまだ単行本が出せるほどの頁にすら届かない。奴が僕の部屋を出てから、もう半年以上が過ぎていた。

 青臭く、鼻奥に残るような卑猥な匂いを感じ、僕は立ち止まった。廃屋がある。庭には雑草が生い茂り、一本の大きな木がある。栗の木だ。その栗の花の匂いだ。

 以前、ここを通りかかったとき、子連れのママ友たちが「いやあねえ」とかなんとか言いながら、通り過ぎたのを覚えている。

 子どもたちはくさいねー、やーねー、と黄色い声を上げながら先へと駆け抜けていった。

 単に臭いと思うのか、それともそこに違う意味を見出すのかは経験によって変わってくる。また、それをどう受け止めるのかも人によって千差万別だ。

「よ、野川!」

 目の前のスーツ姿が秋本だと、すぐには気づかなかった。スーツ姿なんて見たことなかったからだ。

「どうしたんだ、そのカッコ」

「いやあ、先輩にさ、もう奢るのはいやだ、こりごりだって。本気で怒られて、就活中」

 秋本は僕の部屋を出てからすぐ、ほんの数百メートルほど先のボロいアパートに居を構えた。いまではモデルを務めるときは、そちらに出向いている。最近は、その頻度も大分下がっていた。

「漫画家、あきらめるのか?」

「あきらめねーよ、働きながら、ちゃんと漫画も描く。ちゃんと漫画家になる。でないと、おまえに顔向けできないもんな」

 殊勝なことを、と僕は苦笑する。らしくない感じもしたが、きっと秋本は「先輩」と出会って色々変わったのだろう。

「おまえはこれから仕事か?」

「まあね。お、ネクタイ曲がってるぞ」

 家に帰るだけだし、と断ろうとする秋本の手を跳ね除け、僕はネクタイをつかみ、整え、キュッとしめてやる。それから、体格に似合った幅広い胸をぽんぽんと叩いた。

「先輩によろしくな!」

「おう、今度飯一緒にいこうね、だとさ」

「喜んで」

 微笑むと、秋本が真顔でいった。

「おまえ、きれいになったな」

「そうか? 今度、僕のケツを叩くか?」

「遠慮しておく。俺が叩くのは先輩のケツだけだ」

 ふふ、と僕は笑って手を振って、彼にくるりと背を向ける。

 スカートの端が、ワンテンポ遅れてついてくる。フリフリのスカートにパニエ。これは僕の趣味ではないが、けれど職場での戦闘着だから仕方ない。

 栗の花の匂いの意味すら知らないような顔をして、僕は男たちを歓待する。

 僕は、女をまだ知らない。

 この先も、もしかしたら知ることはないかもしれない。

 いまはまだ、それはわからない。べつに僕は、男を好きになったわけではないのだから——。



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