俺より優秀な義妹を分からせたい。

激 辛

第1話

「お兄ちゃんなのに、またダメダメなんです」


「・・・っ!!」


3歳も年下の義妹に煽られる。俺


正直、最初は義妹が優秀で嬉しい気持ちもあったが、


「お兄ちゃんなのに、足の速さでも私に負けるとか、男として価値無ささすぎ」


普通に相手は3歳も年下で女の子だ。


「・・・泣きたい」


「お兄ちゃんなのに、朝遅い。この3年間は何をしていたの??

こないだアニメクイズでも負けて」


「・・・っう!」


運動、知識、趣味、勉強、金銭、全てにおいて俺は負け続けている。


「お兄ちゃん、もうカスだね。ただのカス。オタクにすらならない、ただの人の形をした猿」


「悔しい・・・否定出来ない」


本当にガチで悔しい。


(ニヤニヤ)


俺は知っている。春(義妹)は俺をただ馬鹿にしたいんじゃない。


これはむしろ愛情の裏返しだ。


昔に、


『なら、本当に見下しまくれよ。そして誰よりも最強になれ』


と、春が友達から見下して来てムカつくと言われて泣いていたので、


そう言ってみた。


すると、春はそこから他人を平気で見下すようになり、誰よりも努力するようになった。色々と


「ざぁーーこ」


________


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