クラスのパシリだった俺がクラスの英雄になった。だが

激 辛

第1話

俺は今日もクラスメイトからパシリにさていた。


もう慣れてしまった。


「じゃあ、ジュース買ってきて」「俺はオレンジな」


「私は、りんごね」


次々とクラスメイトは俺に命令する。


「分かりました」


俺は従うしかない。


________



「はい、ストップ」


「じゃま、」「とった!!」


クラスメイトはみんなで楽しそうに椅子取りゲームをしている。


対して俺は一人でジュースの往復をしている。


春「早くしてよ!優」夏「おっそい!」ヒロ「まじで、パシリにしか価値がないんだから、頑張れよ」秋「早くしてください」


俺はまた下に行く。


________


ジュースを買いながら、思わず涙が出てくる。


俺はクラスメイトとは誰一人と仲良く出来ずに、こんなふうにパシリにされる。しかもこれ自腹である。


なのにクラスメイト達は楽しくパーティー中


ここまで差があっていいのだろうか・・・


俺だって幸せになりたい、楽しいことをしたい


心の底からそんな思いが溢れ出る。


そして同時に


「・・・」


でも、こんなふうにパシリにする。仮に俺があった側に入られたとしても、こんなパシリみたいなことは出来ない。


アイツらとは人として、生き方思いが違いすぎる。


だから、仲良くしようとも思えない。


「・・・」


だけど、悔しい。せっかくの青春なのに・・・こんなのって




そう思っていたら、銃声が聞こえてきた。


「きゃーーーーーーー」


しかも悲鳴まで

 

_____


俺はとりあえず助けを呼んだ。でも心配で様子を見に来てしまった。


「次の犠牲はどいつかな」


酷い、もうすでに何人か死んでるし・・・女の子の何人か・・・


「ちょっと、次はアンタが」「そう言うあんたがいきなさいよ」


「嫌よ、私はいや」「アンタの彼氏はさっき私を捨てようとしたのよ、今度はあんた死になよ」


みんなで犠牲者を出し合おうとしているのか・・・


そんなの酷すぎる。


「やめろ、こいつが代わりに出すから」「いたぁ、そんな、ヒロ、ヒロ」


今、ヒロは彼女の春を出して、


「お、良いなその女に決定」


「い、いや、いや」


そうして、服が切られていく。


「俺はじゃその子にしようかな」


「そんな」


今度は夏さん



秋さんも無理矢理されそうになっている。


「やめて、辞めてください」


誰も助けようとしない。みんな怖いんだ。


どうしよう、このあと警察が来て確実に助かる。


だから、俺は何もしないで隠れていたら、俺は助かるんだ確実に、


それに、奴らは俺にパシリにするようなクズ達だし、こうやって俺が安全なのもきっと罰がやつらに当たったからだ。


春「・・・辞めて」夏「嫌だ」秋「辞めてください。」


「辞めろ!!!」


俺は突っ込んだ。


「な、なんだこいつ」「ってぐは!!」「いた」


俺はジュースを奴らに投げて怯ませることに成功した。


あとはずっと基本一方的に攻撃した。


________


結果、犯人は二人は殺してしまい。一人は抑えられた。


亡くなった人も既にされてしまった人、服を脱がされてしまった人も居るけど、


俺たちは無事だった。

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